検収基準(受入基準)とは?けんしゅうきじゅん
検収基準(受入基準)とは、発注した成果物を「完成した」と認めて正式に引渡しを受けるために満たすべき条件を、発注の段階で合意しておいたもの。外部委託では、機能が動くことだけでなく、契約に書いた情報セキュリティ要求事項が満たされていること、貸与した資料やデータが回収・廃棄されたことまで条件に含めて確認する。
最終更新:2026-10-06
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合格の線を決めずに発注していた時代は、納品後に「これで完成と言えるのか」の押し問答になり、追加作業と支払いの争いが起きた。基準を先に文書へ落とせば、判断は交渉ではなく照合になる。情報セキュリティの試験でこれが問われるのは、委託終了時の確認が抜けると、委託先に業務データが残ったまま契約だけ終わってしまうからである。
具体例
IPAと経済産業省の「情報システム・モデル取引・契約書」でも、検収の手続と期間を契約で定める形が示されている。業務システムの委託なら「主要業務シナリオ50件の合格」「重大な不具合0件」に加えて「貸与した顧客データの消去証明書の提出」を条件に入れ、確認した結果を文書にまとめて上位者へ報告する。
試験での引っ掛け
検収基準は発注前に双方で合意しておくもので、納品後に発注側が新しい条件を持ち出すのは本来の手続ではない。逆に、契約へ書かなかったセキュリティ要求を検収の場で初めて求めることもできない。また検収が済んでも、委託先に残ったデータの廃棄確認と、委託先へ付与したアカウントの削除は別の作業として実施する。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。