欠陥密度・欠陥除去率とは?けっかんみつど・けっかんじょきょりつ
欠陥密度は、ソースコード1kステップや1ファンクションポイントあたりの欠陥件数で、モジュール間の品質水準を比べる指標である。欠陥除去率は、ある工程で混入した欠陥のうち、その工程内のレビューやテストで取り除けた割合で、上流での品質確保がどれだけ効いたかを示す。セキュリティ観点では、脆弱性も欠陥に含めて同じ物差しで測る。
最終更新:2026-10-06
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テストで見つかった不具合の数だけでは、「作りが悪い」のか「よく見ている」のか区別がつかない。規模で割り、工程ごとの除去率で追うことで、どの機能・どの工程に手当てが要るかが分かる。支援士がセキュアプログラミングやコードレビューの十分性を判断する場面では、脆弱性の作り込みと除去も同じ指標で語る必要があり、午前IIの開発技術で問われる。
具体例
IPAの「ソフトウェア開発データ白書」は業種別の欠陥密度(発生密度)の分布を公表しており、自社プロジェクトの値を並べて位置を測る用途に使われる。SonarQubeのような静的解析ツールは、脆弱性を含む指摘件数をkステップあたりで表示し、モジュール間の比較を支える。
試験での引っ掛け
欠陥密度が低いモジュールを「品質が良い」と即断する選択肢が誤り。レビュー工数やテスト密度が薄ければ「見ていないから出ていない」だけである。欠陥除去率は「テストで検出した件数の割合」ではなく「その工程で混入した分のうち、その工程で取り除けた割合」で、母数の取り方を混ぜると計算が狂う。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。