性能設計(応答時間・スループット)とは?
性能設計(応答時間・スループット)とは、応答時間は要求を出してから結果が返るまでの時間、ターンアラウンドタイムは依頼から全結果を受け取るまでの時間、スループットは単位時間あたりの処理量。性能要件はこれらを、対象処理・負荷条件・測定位置とともに定義する。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2022年度)。
せいのうせっけい
性能設計(応答時間・スループット)の意味
応答時間は要求を出してから結果が返るまでの時間、ターンアラウンドタイムは依頼から全結果を受け取るまでの時間、スループットは単位時間あたりの処理量。性能要件はこれらを、対象処理・負荷条件・測定位置とともに定義する。
性能設計(応答時間・スループット)の具体例
「ピーク時(毎秒200件)でも検索の応答時間は95パーセンタイルで1秒以内」と条件付きで合意する。
性能設計(応答時間・スループット)は試験でどう引っ掛けられる?
平均値だけの合意は無意味になりやすい。パーセンタイルや最大値を併記するのが実務上の要点。
性能設計(応答時間・スループット)と関連する用語
性能設計(応答時間・スループット)が出た過去問
JIS Q 20000-1で定義されるインシデントに該当するものはどれか。
正解:ITサービス応答時間の大幅な超過
要点:インシデントはサービス品質を低下させる計画外事象
JIS Q 20000-1のインシデントは、サービスの中断や品質低下を引き起こす、あるいは引き起こすおそれのある計画外の事象です。応答時間の大幅な超過はサービス品質の低下に当たるためインシデントです。問合せや教育・提供の依頼はサービス要求に分類されます。
出典:平成28年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問24(IPA)データベースに対する不正アクセスの防止・発見を目的としたアクセスコントロールについて,“システム管理基準”への準拠性を確認する監査手続として,適切なものはどれか…
正解:利用者のデータベースに対するアクセス状況を確認するために,アクセス記録を出力し内容を調査する。
要点:アクセス統制の監査はアクセス記録の点検で行う
不正アクセスの防止と発見を目的としたアクセスコントロールが有効に機能しているかを確かめるには、実際のアクセス記録を入手して内容を点検するのが直接的な監査手続です。効率性や操作性、応答時間の確認は、アクセス統制の準拠性とは目的が異なります。
出典:平成28年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問25(IPA)シングルサインオン(SSO)に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:リバースプロキシ方式では,SSOを利用する全てのトラフィックがリバースプロキシサーバに集中し,リバースプロキシサーバが単一障害点になり得る。
要点:リバースプロキシ型SSOはプロキシが単一障害点になる
リバースプロキシ方式のSSOでは、対象システムへの通信をすべてリバースプロキシに集約し、そこで認証を済ませてから背後のサーバへ中継する。認証を一箇所に集められる利点の裏返しとして、そのプロキシが停止すると全システムが利用できなくなり、性能上のボトルネックにもなり得る。したがって冗長化と性能設計が導入時の要点となる。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。