呼損率とは?こそんりつ
呼損率とは、発生した呼のうち、回線がすべて使用中で接続できずに失われた呼の割合。トラフィック設計では許容する呼損率を先に決め、予想される呼量(アーラン)から必要な回線数をアーランB式で求める。呼量は同時に使われている回線数の平均を表すので、必要な回線数は必ずそれより多くなる。
最終更新:2026-10-06
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回線は用意した分だけ費用がかかるのに、需要は時間帯によって波打つ。最も混む瞬間に全員がつながる本数を用意すれば大半の時間は遊び、平均に合わせれば混雑時につながらない。どこまでのつながらなさを許すかを先に数値として決め、そこから本数を逆算するという段取りが、この指標を必要とした理由である。
具体例
呼量5アーラン、許容呼損率1%という条件なら、アーランB表から必要な回線数はおよそ11回線と読み取る。同じ5アーランでも呼損率を5%まで許せば必要本数は減り、どこまでの機会損失を受け入れるかがそのまま設備費用の差として現れる。
試験での引っ掛け
アーランB式は、つながらなかった呼が待たずに消える即時式を前提とする。順番を待って待ち行列に入る場合はアーランC式を使う。呼量と回線数の取り違えも定番で、5アーランだから5回線という読みは誤り。呼量は単位時間を決めて初めて意味を持つ量である点も押さえる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. ネットワーク方式 > (6) 回線に関する計算に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。