ハンドオーバとは?はんどおーば
ハンドオーバとは、通話やセションを維持したまま、端末の接続先を別の基地局やセルへ移す網側の制御。どこへ移すかは端末が報告する受信電力や品質の測定値をもとに網が決め、移している最中も制御信号をやり取りして通信を切らさない。判断が遅れればそのまま圏外に落ちて切断となり、逆に反応しすぎれば切替が多発して制御負荷と品質劣化を招く。
最終更新:2026-10-06
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電波の届く範囲は限られるため、広い範囲を覆うには小さな区域を並べるしかない。ところが利用者は区域の境目を意識せず移動するので、境界をまたぐたびに通話が切れる仕組みでは移動体通信として成り立たない。区域の分割という制約を利用者から隠すために、切替そのものを網の機能として作り込む必要があった。
具体例
3GPPが規定する移動体通信網には二つの型がある。旧側を切ってから新側へつなぐハードハンドオーバは無線資源を無駄なく使える代わりに瞬断が生じ、新旧の基地局へ同時につないでから旧側を落とすソフトハンドオーバはその断が起きにくい代わりに資源を二重に消費する。境界で切替が往復するピンポン現象は、判定にヒステリシスと待機時間を入れて抑える。
試験での引っ掛け
無線LANのローミングと取り違えやすい。こちらは端末の測定報告をもとに網側が主導して切り替えるのに対し、無線LANのローミングは基本的に端末側の判断でアクセスポイントへ再接続するため、切替時間の保証や制御の一貫性が異なる。同じ基地局内で周波数だけ変える制御も含む点にも注意する。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。