プロトタイピングモデルとは?ぷろとたいぴんぐもでる
プロトタイピングモデルとは、試作を先に作って利用者の反応で要件を固めていく開発モデル。画面や操作性の認識差を早い段階で潰せる代わりに、反復の回数が読めず完了時期を約束しにくいため請負契約と相性が悪い。試作を捨てる使い捨て型にするか本番へ育てる進化型にするかを、着手前に決めておく必要がある。
最終更新:2026-10-06
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文章で書かれた要件定義書に押印をもらっても、利用者は動くものを見るまで自分の要求を言語化できない。その食い違いが結合テストや受入テストで表面化すると、修正費は要件定義段階の何倍にもなる。だから確認の時期を前倒しし、合意の媒体を文書から動くものへ替えたのがこのモデルである。シラバスの「開発作業のライフサイクルモデルの選択」では、規模・範囲・複雑さを見極めて適切なモデルを選ぶ能力が問われる。
具体例
Figma で遷移するプロトタイプを組み、利用部門に実際に触らせて3週間で要望を集める。ここで確定するのは画面と操作の要件だけで、性能や可用性は試作からは判断できないため、非機能要件は別に机上で詰める、という切り分けを最初に宣言しておく。
試験での引っ掛け
試作で合意しても要件が確定したことにはならず、評価結果を要件定義書へ落とす手続を挟まないと後工程で蒸し返される。使い捨てのつもりで書いた試作コードをそのまま本番へ持ち込むと、性能や保守性の要件を満たせないまま骨格が固まる。リスクの大きい部分から反復するスパイラルモデルとは、反復を回す動機が違う。
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出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。