ジャクソン法(JSP)とは?
ジャクソン法(JSP)とは、入力データと出力データの構造をそれぞれ木構造で表し、両者を対応付けて併合した形からプログラム構造を導く設計技法。データ構造がプログラム構造を決めるという立場を取り、構造は順次・繰返し・選択の3種類だけで表現する。設計の再現性が高く、属人性を抑えられる点が問われる。
システムアーキテクト試験の過去問では1回出題されています。
じゃくそんほう
ジャクソン法(JSP)の意味
入力データと出力データの構造をそれぞれ木構造で表し、両者を対応付けて併合した形からプログラム構造を導く設計技法。データ構造がプログラム構造を決めるという立場を取り、構造は順次・繰返し・選択の3種類だけで表現する。設計の再現性が高く、属人性を抑えられる点が問われる。
ジャクソン法(JSP)の具体例
部門ごとに明細が並ぶ売上ファイルから、見出し・明細・小計を持つ帳票を出力する処理では、入力の「部門→明細」構造と出力の「見出し→明細→小計」構造を突き合わせ、部門が切り替わる位置に小計処理を差し込む構造が機械的に導ける。
ジャクソン法(JSP)は試験でどう引っ掛けられる?
データ「フロー」に着目するSTS分割・TR分割と混同しやすい。ジャクソン法の出発点はデータ「構造」であり、入力側と出力側の構造が対応しない構造衝突が起きたときは中間ファイルを挟んで処理を2段に分ける、という対処まで含めて覚える。
ジャクソン法(JSP)と関連する用語
ジャクソン法(JSP)が出た過去問
プログラムの構造化設計におけるモジュール分割技法の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:STS分割は、データの流れに着目してプログラムを分割する技法であり、入力データの処理、入力から出力への変換処理及び出力データの処理の三つの部分で構成することによって、モジュールの独立性が高まる。
要点:STS分割は入力・変換・出力の流れで分ける技法
STS分割は、プログラムを入力(Source)、変換(Transform)、出力(Sink)という三つの部分に分けるデータの流れに着目した技法で、各部分の役割が明確になるためモジュールの独立性が高まる。TR分割も同じくデータの流れに着目してトランザクションの種類ごとに分ける技法であり、データ構造に着目するのはジャクソン法である。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。