モジュール分割とは?
モジュール分割とは、プログラム全体を、独立して作成・テスト・保守できる部品(モジュール)に切り分ける作業。分割の狙いは、変更の影響範囲を局所化し、再利用と分担開発を可能にすること。FEではSTS分割・TR分割・ジャクソン法・ワーニエ法といった技法名と特徴の対応が問われる。
システムアーキテクト試験の過去問では1回出題されています。
もじゅーるぶんかつ
モジュール分割の意味
プログラム全体を、独立して作成・テスト・保守できる部品(モジュール)に切り分ける作業。分割の狙いは、変更の影響範囲を局所化し、再利用と分担開発を可能にすること。FEではSTS分割・TR分割・ジャクソン法・ワーニエ法といった技法名と特徴の対応が問われる。
モジュール分割の具体例
売上集計プログラムを「ファイル読込」「明細集計」「帳票出力」に分ければ、出力先をプリンタからPDFへ変えても帳票出力モジュールだけを直せば済む。読込と集計は手を触れずに再利用できる。
モジュール分割は試験でどう引っ掛けられる?
「細かく分けるほど良い」ではない。分けすぎるとモジュール間の呼び出しとデータ受渡しが増え、結合度が上がって逆に保守しにくくなる。狙うのは「結合度が低く、強度(凝集度)が高い」状態。
モジュール分割と関連する用語
モジュール分割が出た過去問
プログラムの構造化設計におけるモジュール分割技法の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:STS分割は、データの流れに着目してプログラムを分割する技法であり、入力データの処理、入力から出力への変換処理及び出力データの処理の三つの部分で構成することによって、モジュールの独立性が高まる。
要点:STS分割は入力・変換・出力の流れで分ける技法
STS分割は、プログラムを入力(Source)、変換(Transform)、出力(Sink)という三つの部分に分けるデータの流れに着目した技法で、各部分の役割が明確になるためモジュールの独立性が高まる。TR分割も同じくデータの流れに着目してトランザクションの種類ごとに分ける技法であり、データ構造に着目するのはジャクソン法である。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。