ベロシティとは?べろしてぃ
ベロシティとは、1回のイテレーション(スプリント)でチームが完了させた作業量を、ストーリーポイントなどの見積り単位で合計した実績値。過去数回の平均から残作業の完了時期を予測する。単位も基準もチーム固有なので、チーム間の比較や個人の評価には使えない。
最終更新:2026-10-06
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工数や人日で進捗を測ると、見積り誤差と残業で数字がいくらでも動き、いつ終わるかの予測に使えない。同じチームが同じ物差しで測った完了実績を積めば、その物差しのまま将来を外挿できる。予測をチームの実測から立てられることが、アジャイル型の案件で完了時期をステークホルダへ説明する土台になる。
具体例
直近3スプリントのベロシティが20・22・21なら平均21で、残り210ポイントの完了には約10スプリントを見込む。この数字をそのまま完了時期の説明と、スコープ調整の判断材料に使う。
試験での引っ掛け
目標値として押し付けると見積りのインフレを招き、指標そのものが壊れる。計上するのは完了の定義(Done)を満たした項目だけで、途中の作業に部分点を付けない。チーム編成が変われば過去のベロシティはそのまま使えない。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問11(IPA)
アジャイル型開発プロジェクトの管理に用いるベロシティの説明はどれか。
正解:チームの生産性の測定単位であり,定められた期間で製造,妥当性確認,及び受入れが行われた成果物の量を示すものである。
要点:ベロシティは1イテレーションで完了できる作業量を示す実績値
ベロシティは、アジャイル開発でチームが1回のイテレーションにどれだけの作業を完了できるかを表す生産性の測定単位である。完了とみなすのは実装だけでなく妥当性確認や受入れまで済んだ成果物であり、過去の実績値を平均して今後の計画に用いる。
出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問7(IPA)
アジャイル型開発プロジェクトの管理に用いるベロシティの説明はどれか。
正解:定められた期間に受入れが行われたチームの成果物の量を表すものである。
要点:ベロシティは一定期間に受入れが済んだ成果物の量
ベロシティは、1回のイテレーションなど定められた期間にチームが完成させ受入れが済んだ成果物の量を表す指標である。過去数回の実績を平均して今後の計画に用い、残作業量から完了時期を予測する根拠になる。規模の単位そのものや、進捗を図示したグラフとは別の概念である。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの4 開発技術 > 1. 開発プロセス・手法 > (1) ソフトウェア開発手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。