重み付け総合評価法とは?
重み付け総合評価法とは、複数の評価項目を持つ案を比べるとき、項目ごとに重要度(重み)を決め、各案の評価点に重みを掛けて合計した総合評価値で順位を付ける方法。性能・保守性・価格のように単位の違う項目を一つの数値にまとめられるため、機種選定・ベンダ選定・改善案の絞り込みに広く使われる。重みの決め方が結論を左右するので、評価に入る前に関係者で重みを合意しておくことが要点になる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2021年度)。
おもみづけそうごうひょうかほう
重み付け総合評価法の意味
複数の評価項目を持つ案を比べるとき、項目ごとに重要度(重み)を決め、各案の評価点に重みを掛けて合計した総合評価値で順位を付ける方法。性能・保守性・価格のように単位の違う項目を一つの数値にまとめられるため、機種選定・ベンダ選定・改善案の絞り込みに広く使われる。重みの決め方が結論を左右するので、評価に入る前に関係者で重みを合意しておくことが要点になる。
重み付け総合評価法の具体例
3機種を「性能(重み2)・保守性(重み2)・価格(重み1)」で評価し、機種Aが7点・6点・5点なら2×7+2×6+1×5=31点、機種Dが5点・7点・4点なら2×5+2×7+1×4=28点となり、合計が最大の機種Aを選ぶ。
重み付け総合評価法は試験でどう引っ掛けられる?
重みを掛けずに素点を足すと順位が入れ替わる。素点の合計が最も高い案が必ず選ばれるとは限らない点が繰り返し問われる。重みが「4:2:1」のように比で示されたときは、合計を1に直さずそのまま掛けてよい。
重み付け総合評価法と関連する用語
重み付け総合評価法が出た過去問
WBSを構成する個々のワークパッケージの進捗率を測定する方法のうち、ワークパッケージの期間が比較的長い作業に適した、重み付けマイルストーン法の説明はどれか。
正解:設計書のレビューを完了したら60%、社内承認を得たら80%というように、あらかじめ設定した作業の区切りを過ぎるごとに計上する進捗率を決めておく。
要点:重み付けマイルストーン法は節目ごとの進捗率を事前に定める
重み付けマイルストーン法は、ワークパッケージの途中に複数の中間節目を設定し、各節目の通過時点で計上する進捗率をあらかじめ決めておく方法である。期間が長い作業でも節目ごとに客観的な進捗が計上でき、作業が長期間0%のまま停滞して見えることを防げる。0/100法や50/50法のような固定比率法、期間の経過比で測る方法とは区別する。
出典:令和1年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問6(IPA)システムの改善に向けて提出された案1〜4について、評価項目を設定して採点した結果を、採点結果表に示す。効果及びリスクについては5段階評価とし、それぞれの評価項目…
正解:案3
要点:重み付き効果点から重み付きリスク点を引いて比較する
各評価項目の点数に重みを掛けて効果とリスクそれぞれの総評価点を求め、その差を比べる。効果は作業コスト削減に3、運用品質向上に2、セキュリティ強化に4、リスクは技術に3、スケジュールに8の重みが掛かる。案3は効果30点に対しリスク23点で総合7点となり、案1の3点、案2の1点、案4のマイナスを上回って最も高い。
出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。