管理図(3σ・管理限界)とは?かんりず
管理図(3σ・管理限界)とは、工程が安定しているかどうかを、時系列に並べた測定値と3本の線で判定する図。中心線と、そこから標準偏差の3倍だけ離した上下の管理限界線を引き、線の内側で揺れているうちは偶然のばらつき、限界を越えたり片側に連続したりしたら異常原因として原因追究の対象に回す。
最終更新:2026-10-06
プロジェクトマネージャを最短で暗記・合格する →背景
品質の数字は日々揺れるため、1点の悪化に反応すれば現場が疲弊し、鈍感なままなら崩れに気づけない。「どこからが異常か」を工程自身の実力から統計的に決める道具として、ベル研究所のウォルター・シューハートが考案した。PMにとっては、勘ではなく数字で介入するかどうかを決める根拠になる。
具体例
レビュー1時間あたりの指摘件数を管理図に取り、限界内の上下は放置する一方、7点連続で中心線を下回った時点でレビューの形骸化を疑って場を見に行く。炎上時に「指摘が減った=品質が上がった」と読み違えないための歯止めになる。
試験での引っ掛け
規格限界(顧客が決めた許容値)との取り違えが定番の出題。管理限界は工程の実力から統計的に計算した線であって、顧客要求とは無関係に決まる。したがって内側に収まっていることは「安定している」を意味するだけで、要求水準を満たしている保証にはならない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。