構成管理とは?
構成管理とは、プロダクト・サービス・所産およびその構成要素の特性を識別し、変更の要求・承認・実施状況を記録・報告し、要求事項への適合を検証する活動。「今どのバージョンが正か」を常に一意に保つことが目的。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では18回出題されています(2016年度〜2025年度)。
こうせいかんり
構成管理の意味
プロダクト・サービス・所産およびその構成要素の特性を識別し、変更の要求・承認・実施状況を記録・報告し、要求事項への適合を検証する活動。「今どのバージョンが正か」を常に一意に保つことが目的。
構成管理の具体例
プログラムと設計書のバージョンを対応づけて管理し、リリース時にどの版が本番に載っているかを追跡可能にする。
構成管理は試験でどう引っ掛けられる?
「変更してよいか判断する」のが変更管理、「変更の実施状況と現在の構成を記録・検証する」のが構成管理。統合変更管理プロセスの中で両者が組み合わさる。
構成管理と関連する用語
構成管理が出た過去問
ITILで定義されるサービスのライフサイクルにおける,サービストランジション段階の説明はどれか。
正解:規定された要件と制約に沿って,サービスを運用に移行し,確実に稼働させることである。
要点:サービストランジションは設計済みサービスを本番へ移行する段階
ITILのサービスライフサイクルは、サービスストラテジ、サービスデザイン、サービストランジション、サービスオペレーション、継続的サービス改善の5段階からなる。サービストランジションは、設計されたサービスを要件と制約に沿って本番環境へ移行し、確実に稼働させる段階で、変更管理やリリース管理、構成管理を担う。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問20(IPA)シャドーITに該当するものはどれか。
正解:IT部門の公式な許可を得ずに,従業員又は部門が業務に利用しているデバイスやクラウドサービス
要点:シャドーITはIT部門の承認なく業務利用される機器やサービス
シャドーITとは、IT部門の把握や承認を経ずに、従業員や部門が業務のために独自に導入・利用しているデバイスやクラウドサービスを指す。組織のセキュリティポリシーや監査の対象外となるため、情報漏えいや管理不能な資産の増加といったリスクの温床になる。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問24(IPA)マッシュアップを利用してWebコンテンツを表示している例として,最も適切なものはどれか。
正解:店舗案内のWebページ上に,他のサイトが提供する地図検索機能を利用して出力された情報を表示する。
要点:マッシュアップは複数サービスを組み合わせ新たな価値を作る手法
マッシュアップは、複数のサイトが公開しているサービスやAPIを組み合わせて、一つの新しいコンテンツやサービスとして提供する手法である。自社の店舗案内ページに他社の地図検索機能の出力を埋め込んで表示するのは、まさに外部サービスの機能を取り込んで合成した例にあたる。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問17(IPA)PMBOKガイド 第5版の統合変更管理プロセスにおいて、プロジェクトのプロダクト、サービス、所産、構成要素などの特性に対する変更と実施状況を記録・報告したり、要…
正解:コンフィギュレーション・マネジメント
要点:構成管理は成果物の特性変更を記録し適合性監査を支える活動
コンフィギュレーション・マネジメント(構成管理)は、成果物や構成要素の特性を識別し、その変更内容と実施状況を記録・報告するとともに、要求事項へ適合しているかを確認する監査を支援する活動である。統合変更管理プロセスの中で、変更そのものの承認手続と並行して、構成品目の版と状態を管理する役割を担う。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問3(IPA)ITIL 2011 editionによれば、インシデントに対する一連の活動のうち、イベント管理プロセスが分担する活動はどれか。
正解:インシデントの発生を検知して、関連するプロセスに通知する。
要点:イベント管理は検知と通知を担い、復旧と原因究明は別プロセス
イベント管理は、ITサービスの構成要素が発する状態変化(イベント)を検知して意味づけし、対応が必要なものを適切なプロセスへ通知する役割を担う。インシデントの兆候や発生をいち早くとらえて通知するところまでがイベント管理であり、その後の復旧対応はインシデント管理、原因究明は問題管理が担当する。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。