ローカル5Gとは?ろーかるふぁいぶじー
ローカル5Gとは、通信事業者ではない企業や自治体が、自社の建物・敷地を対象に無線局免許を取得して自ら構築・運用する5Gネットワーク。エリアと帯域を自分で設計でき、事業者網の輻輳や障害に左右されずに低遅延・大容量を確保できる。
最終更新:2026-10-06
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工場やプラントの無人搬送車・遠隔操作は、遅延や切断がそのまま停止事故になる。無線LANは免許不要で手軽な半面、同じ帯域を近隣の誰でも使えるため干渉を排除しきれない。逆に事業者の公衆5Gでは、エリア設計も品質も他人任せになる。この2つの間を埋めるため、総務省が自営用として周波数を割り当てた。
具体例
総務省が4.7GHz帯と28GHz帯を自営用に割り当て、NECや富士通が構築を請け負っている。工場での無人搬送車の制御と検査カメラ映像の伝送、建設現場での重機の遠隔操作などが代表的な用途。
試験での引っ掛け
「5Gだから設置するだけで使える」ではなく、無線局免許(または登録)が必要で、電波を出せる範囲も自社の土地・建物に限られる。免許不要帯を使う無線LANとの最大の違いがここ。事業者の5Gを社内向けに閉じて借りる形とも別物。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(IPA)
5G移動無線サービスの技術や機器を利用したローカル5Gが推進されている。ローカル5Gの特徴のうち、適切なものはどれか。
正解:土地や建物の所有者は、電気通信事業者ではない場合でも、免許を取得すればローカル5Gシステムを構築することが可能である。
要点:ローカル5Gは事業者以外が免許を得て自営で構築できる
ローカル5Gは、携帯電話事業者ではない企業や自治体、土地・建物の所有者が、自ら免許を取得して自分の敷地内に5Gシステムを構築できる制度である。工場やスタジアムなど特定の場所で、通信事業者のサービス提供状況に左右されずに、用途に合わせた低遅延・大容量の無線環境を作れる点に意義がある。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (6) モバイルシステムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。