IEEE 802.11 規格群とは?
IEEE 802.11 規格群とは、無線LANの標準規格群。世代ごとに使用周波数帯・変調方式・最大速度が異なる。11b/g/nは2.4GHz帯、11a/ac/axは5GHz帯(11n/axは両対応、11axは6GHz帯にも拡張=Wi-Fi 6E)。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では4回出題されています(2018年度〜2025年度)。
あいとりぷるいー はちまるにいてんいちいち
IEEE 802.11 規格群の意味
無線LANの標準規格群。世代ごとに使用周波数帯・変調方式・最大速度が異なる。11b/g/nは2.4GHz帯、11a/ac/axは5GHz帯(11n/axは両対応、11axは6GHz帯にも拡張=Wi-Fi 6E)。
IEEE 802.11 規格群の具体例
11a(5GHz・54Mビット/秒)、11b(2.4GHz・11Mビット/秒)、11g(2.4GHz・54Mビット/秒)、11n(両帯域・MIMO)、11ac(5GHz専用・MU-MIMO)、11ax(両帯域・OFDMA)。
IEEE 802.11 規格群は試験でどう引っ掛けられる?
「11nは2.4GHzと5GHzの両方、11acは5GHz帯のみ」が頻出。11acが2.4GHzにも対応していると誤答させる選択肢に注意。
IEEE 802.11 規格群と関連する用語
IEEE 802.11 規格群が出た過去問
日本国内において、2.4GHz帯の周波数を使用しない無線通信の規格はどれか。
正解:IEEE 802.11ac
要点:IEEE802.11acは5GHz帯のみを使う無線LAN規格
IEEE802.11acは5GHz帯だけを使用する規格で、チャネルボンディングや多値変調、MIMOによってギガビット級の伝送を実現する。2.4GHz帯は他の機器と混信しやすいため、802.11acでは使われていない。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12(IPA)日本国内において、無線LANの規格IEEE 802.11n及びIEEE 802.11acで使用される周波数帯の組合せとして、適切なものはどれか。
正解:IEEE 802.11n: 2.4GHz帯, 5GHz帯 / IEEE 802.11ac: 5GHz帯
要点:11nは2.4GHzと5GHzの両対応、11acは5GHz帯専用
IEEE 802.11nは2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使えるのに対し、IEEE 802.11acは5GHz帯だけを使う。11acは広い帯域幅(最大160MHz)と多値変調で高速化を図っており、チャネル幅を確保しやすい5GHz帯に限定されている。11nは11b/gとの互換性から2.4GHz帯も使える点が違いである。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15(IPA)日本国内において、無線LANの規格IEEE 802.11n及びIEEE 802.11acで使用される周波数帯の組合せとして、適切なものはどれか。
正解:IEEE 802.11n: 2.4GHz帯、5GHz帯 / IEEE 802.11ac: 5GHz帯
要点:11nは2.4GHzと5GHzの両対応、11acは5GHz帯専用
IEEE 802.11nは2.4GHz帯と5GHz帯の双方を使えるのに対し、IEEE 802.11acは5GHz帯だけを使う。11acは最大160MHzという広いチャネル幅と多値変調で高速化を図る規格であり、広い帯域を確保しやすい5GHz帯に限定されている。11nは11b/gとの互換性を保つため2.4GHz帯も使える。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15(IPA)日本国内において、無線LANの規格IEEE 802.11n及びIEEE 802.11acで使用される周波数帯の組合せとして、適切なものはどれか。
正解:IEEE 802.11n: 2.4GHz帯、5GHz帯 / IEEE 802.11ac: 5GHz帯
要点:802.11nは2.4/5GHz両対応、802.11acは5GHz帯専用
IEEE 802.11nは2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使えるが、IEEE 802.11acは5GHz帯専用である。802.11acは広いチャネル幅(最大160MHz)と多値変調を使って高速化した規格で、混雑した2.4GHz帯は対象外としている。なお2.4GHz帯にも対応した後継が802.11ax(Wi-Fi 6)である。
出典:令和7年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。