WEPとは?うぇっぷ
WEPとは、無線LANの初期の暗号化方式。ストリーム暗号RC4に24ビットの初期化ベクトル(IV)をつないだ値を鍵ストリームの種にするが、IVが短く同じ値が短時間で再利用されるため、集めたフレームから統計的に鍵を復元できる。現在は使用が禁じられ、WPA2やWPA3へ置き換える対象になっている。
最終更新:2026-10-06
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無線は電波の届く範囲なら誰でも受信できるので、有線と同等の秘匿性を持たせる目的で規定されたのがWEP(Wired Equivalent Privacy)である。ところがIV長とRC4の使い方に設計上の弱点があり、規格が広く普及した後になって現実的な時間で破られることが示された。ネスペで問われるのは「使うな」ではなく、なぜ破れたのかと、後継方式がその弱点をどう直したかの対応関係になる。
具体例
アクセスポイントの電波が届く範囲でフレームを数十万集めれば、弱いIVを手掛かりに鍵が復元される。WEPにしか対応しない古い産業機器がまだ動いている場合は、その機器専用のSSIDを別VLANへ落として業務セグメントから隔離し、上位でIPsecやTLSを重ねて、破られても届く範囲を閉じ込める設計にする。
試験での引っ掛け
鍵長を40ビットから104ビットへ伸ばせば安全になる、という誤解が定番。IVは24ビットのままなので衝突までの時間は変わらず、弱点は鍵長ではなくIVの短さとRC4の使い方にある。WPAのTKIPとWPA2のCCMP(AES)という世代ごとの暗号方式の対応も、あわせて問われる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。