TKIPとは?てぃーきっぷ
TKIPとは、WPAの標準暗号として定められた無線LANの暗号化プロトコルで、WEP時代の機器をそのまま使い続けるための移行策。フレームごとに異なる鍵を導く鍵ミキシング、48ビットのシーケンス番号による再送の拒否、改ざんを検出するMICの3点をWEPへ後付けした。恒久的な方式としては設計されていない。
最終更新:2026-10-06
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WEPの危殆化が明らかになった時点で、すでに大量のアクセスポイントと無線アダプタが現場に入っていた。RC4を前提とした回路をそのまま使い、ソフトウェアの更新だけで当座をしのぐ設計として用意されたのがTKIPで、WPAの標準暗号として普及した。互換のために強度を妥協した仕組みが、後年まで設定項目として残り続ける典型例でもある。
具体例
現在の無線LAN設計では、SSIDごとの暗号方式をCCMP(AES)専用にし、TKIPを選べる混在モードを明示的に無効化する。古い業務端末が残る現場では、その端末専用のSSIDを分けて有効期限を切り、端末更改とあわせて廃止する移行計画を立てる。
試験での引っ掛け
別の暗号アルゴリズムに置き換わったと誤解されやすいが、中核は依然としてRC4である。MICの強度が低くChopChop系の攻撃で短いフレームの平文が推測できる。WPA2でもTKIPを許す混在モードを選べるため、規格名だけを見て安全と言い切れない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。