SMTP-AUTHとは?
SMTP-AUTHとは、メール送信時に、クライアントが送信サーバに対して利用者名とパスワード等で認証する拡張。認証を通った利用者だけに中継を許すことで第三者中継を防ぐ。外出先からでも自社の送信サーバを使えるようにする設計として問われる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2023年度)。
えすえむてぃーぴーおーす
SMTP-AUTHの意味
メール送信時に、クライアントが送信サーバに対して利用者名とパスワード等で認証する拡張。認証を通った利用者だけに中継を許すことで第三者中継を防ぐ。外出先からでも自社の送信サーバを使えるようにする設計として問われる。
SMTP-AUTHの具体例
接続時の応答で対応する認証方式が広告され、クライアントが選んで認証する。平文相当の方式はTLSの内側で使う。事業者網では25番が塞がれているため、587番と組み合わせるのが標準的な構成になる。認証ログは送信元利用者の追跡にも使える。
SMTP-AUTHは試験でどう引っ掛けられる?
SMTP-AUTHが認証するのは送信する利用者であって、名乗った送信元ドメインの正当性は保証しない。それは送信ドメイン認証の役割である。また受信時の認証とは別物で、受信側の設定を直しても送信の中継可否は変わらない。
SMTP-AUTHと関連する用語
SMTP-AUTHが出た過去問
SMTPに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:迷惑メールの防止のために、メールクライアントからの電子メール送信とメールサーバ間での電子メール転送とで、異なるポート番号を利用できる。
要点:メール送信用に25番と587番のポートを使い分ける
迷惑メール対策として、メールクライアントからの送信(サブミッション)には587番ポートを使い、SMTP認証を行ったうえで受け付ける運用が広まっている。メールサーバ間の転送は従来どおり25番ポートを使うため、両者を別のポート番号で扱い分けられる。
出典:平成29年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)スパムメールの対策として、宛先ポート番号25への通信に対してISPが実施するOP25Bの例はどれか。
正解:ISP管理下の動的IPアドレスを割り当てたネットワークからISP管理外のネットワークへの直接の通信を遮断する。
要点:OP25Bは動的IP利用者の外部25番宛て直接送信を遮断する
OP25B(Outbound Port 25 Blocking)は、ISPが自網内の動的IPアドレスを割り当てた利用者から、外部のメールサーバへ宛先ポート25番で直接接続することを遮断する対策である。ウイルスに感染したPCなどが自前でSMTPを話して大量のスパムを送るのを防ぐ。正規の利用者はサブミッションポート587番とSMTP認証を使ってISPのメールサーバ経由で送信する。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問20(IPA)スパムメールの対策として、TCPポート番号25への通信に対してISPが実施するOP25Bの例はどれか。
正解:ISP管理下の動的IPアドレスからISP管理外のネットワークへの直接の通信を遮断する。
要点:OP25Bは動的IP利用者の外部25番宛て直接送信を遮断する
OP25B(Outbound Port 25 Blocking)は、ISPが自網内の動的IPアドレス利用者から外部のメールサーバへ25番ポートで直接接続することを遮断する対策である。マルウェアに感染したPCが自らSMTPを話して大量のスパムを送るのを防ぐ。正規の送信は、サブミッションポート587番とSMTP認証を用いてISPのメールサーバ経由で行う。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。