ベンチマークとキャパシティプランニングとは?べんちまーくときゃぱしてぃぷらんにんぐ
ベンチマークは決められた条件の処理を実際に実行させて性能を測り比較する手法、キャパシティプランニングは将来の利用量の増加を見越して必要な能力や帯域を見積もり増強時期を判断する活動。ネットワークでは前者が機器選定、後者が回線とポートの増設計画にあたる。
最終更新:2026-10-06
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機器のカタログにある転送性能は最大フレーム長での値であることが多く、実務で効くのは小さいフレームが大量に来たときのパケット毎秒である。条件をそろえずに数値を並べると選定を誤るため、フレーム長・試験時間・許容損失を決めた共通手順が定められた。一方、回線の増速は工事とリードタイムを伴うので、輻輳してから動くのでは遅い。実測を伸ばして「いつ足りなくなるか」を先に言うのが後者の役目である。
具体例
機器選定では、RFC 2544の手順に沿って64バイトから1518バイトまでのフレーム長ごとにスループットと遅延を測り、公称値ではなく小フレーム時のパケット毎秒で比較する。運用では、SNMPで取った回線使用率の月次95パーセンタイル値を1年分並べ、増加傾向を外挿して増速申請の時期を決める。
試験での引っ掛け
ベンチマークは条件をそろえた比較のためのもので、自社の実トラフィックでの性能を保証しない。稼働中の実測であるモニタリングとは目的が違い、前者は導入前の選定、後者は運用中の監視に使う。回線の見積りで平均使用率だけを見るのも誤りで、ピークと突発的な集中を含む分布で判断しないと、平時は余裕があるのに繁忙時だけ詰まる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。