3層クライアントサーバシステムとは?さんそうくらいあんとさーばしすてむ
3層クライアントサーバシステムとは、処理をプレゼンテーション層(画面)・ファンクション層(業務ロジック)・データ層(DB)に分け、層ごとに独立して増強・更新できるようにした構成。ロジックをサーバ側へ集約するので端末への配布が要らなくなる一方、1回の画面操作が層をまたぐ複数の通信になり、層間の遅延が応答時間へ直接効く。
最終更新:2026-10-06
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ロジックを各端末に置く2層構成では、料率や様式を変えるたびに全端末へ再配布が必要で、拠点が増えるほど改修のリードタイムが伸びた。ロジックをサーバへ寄せれば配布は消えるが、代わりに端末とサーバの間、サーバとDBの間に通信が生まれる。3層は配布の手間を通信量と遅延に置き換えた構成であり、その通信を引き受けるのがネットワーク設計の側になる。
具体例
同時利用が伸びたときに、画面を返すWebサーバだけを2台から6台へ増やし、DBは据え置くという増強ができる。ただし前段に負荷分散装置を置くなら、同じ利用者を同じサーバへ寄せるセション維持の設計が要る。またAP−DB間を別拠点に離すと、RTTが数ミリ秒増えるだけで往復回数ぶん積み上がり、画面表示が体感で遅くなる。
試験での引っ掛け
「3層=サーバ3台」ではなく論理的な役割分担で、1台に同居させても3層と呼ぶ。MVCと混同しやすいが、MVCは画面まわりの実装パターンであって配置とスケールの話ではない。層を分けても、AP−DB間の往復回数が多い作りのままなら、台数を増やしても応答時間は縮まらない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。