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一方向性(原像計算困難性)とは?いちほうこうせい

一方向性(原像計算困難性)とは、あるハッシュ値が与えられたとき、そのハッシュ値を出力するメッセージを見つけることが計算量的に困難である、というハッシュ関数の性質。逆算できないため、パスワードを平文で保存せずハッシュ値だけを持って照合する運用が成り立つ。

最終更新:2026-10-07

試験情報

高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。

高度試験・午前I(全区分共通)の頻出用語/午前I(全区分共通)

別名:一方向性、原像計算困難性

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背景

保管する側が中身を知らないまま照合だけはできる、という関係を作るための性質である。暗号化と違って鍵が無く復号もできないので、鍵の管理という運用上の弱点ごと消せる。代わりに、正解を推測して片端からハッシュ化して突き合わせる攻撃だけが残る。

具体例

令和3年度春期の午前I(科目A-1)は原像計算困難性を「あるハッシュ値が与えられたとき、そのハッシュ値を出力するメッセージを見つけることが計算量的に困難であるという性質」と定義し、固定長出力・衝突発見困難性・耐タンパ性の説明を誤答として並べた。

試験での引っ掛け

同じ設問に出る衝突発見困難性(ハッシュ値が一致する2つの相異なるメッセージを見つけにくい性質)との取り違えが本命。またハッシュ化すれば漏えいしても安全という言い切りは誤りで、よくあるパスワードは事前計算表で引かれるため、利用者ごとのソルトと計算を重くするストレッチングが要る。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題
  • 分野:午前I(全区分共通)
  • 同じ設問に出る衝突発見困難性(ハッシュ値が一致する2つの相異なるメッセージを見つけにくい性質)との取り違えが本命。