XBRLとは?えっくすびーあーるえる
XBRL(eXtensible Business Reporting Language)は、財務報告の各数値に「これは売上高」「これは当期純利益」といった意味のタグを付けて記述する、XMLをもとにした国際標準の言語である。項目の定義体系をタクソノミ、実際の数値が入った文書をインスタンスと呼び、この2つの対応によって機械が中身を解釈できるようになる。
最終更新:2026-10-07
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決算書はPDFや表計算で公開されてきたが、様式が企業ごとに違い、同じ勘定科目でも置き場所が変わる。人が読む前提の形式では多数の企業を横に並べる集計ができず、転記のたびに誤りが入る。表示の形ではなく数値そのものに意味を持たせれば、見た目が違っても機械が同じ項目として拾える——この発想の転換がXBRLである。
具体例
金融庁のEDINETと東京証券取引所のTDnetは、有価証券報告書や決算短信をXBRLで受け付けて公開している。利用者は同じタグの数値を複数社ぶん一括で取得し、そのまま比較できる。
試験での引っ掛け
見た目を整えるための言語ではない点が要点で、レイアウトはHTMLやPDFの役割である。またタクソノミ(項目の定義体系)とインスタンス(実データ)の役割を入れ替えた選択肢が定番なので、どちらが定義でどちらが値かを取り違えない。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問28(IPA)
XBRLで主要な取扱いの対象とされている情報はどれか。
正解:企業の財務情報
要点:XBRLは財務報告を構造化して記述するXML系の言語
XBRL(eXtensible Business Reporting Language)は、財務報告に用いる項目をXMLで構造化して記述するための言語である。決算書の各項目に意味を示すタグを付けるため、システムが数値の内容を機械的に判別でき、開示情報の収集や比較分析を自動化できる。日本でも金融商品取引法に基づく開示制度で採用されている。
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 1. ビジネスシステム > (1) 社内業務支援システムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。