PWMとは?ぴーだぶりゅーえむ
PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)は、一定の周期でオンとオフを繰り返し、1周期に占めるオンの時間の割合(デューティ比)を変えることで平均の電力を調整する制御方式である。素子は全開か全閉しか取らないため、抵抗で電圧を落とす方式のように差分が熱になる損失がほとんど生じない。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
モータの回転数やヒータの温度は連続的に変えたいが、抵抗で電圧を下げると余った電力がすべて発熱になり、効率も放熱設計も苦しくなる。加えてディジタル回路の出力はオンとオフの2値しか作れない。そこで大きさではなく時間の割合を刻むという逃げ方をとった。午前I(科目A-1)では組込み分野の設問として、デューティ比と平均電圧の対応が問われる。
具体例
Arduino Uno の analogWrite() は 5V のディジタル出力を約490Hzでオンオフし、デューティ比50%なら平均約2.5Vとして扱える。LEDの調光ではこの平均値が明るさに、直流モータでは回転数に対応する。
試験での引っ掛け
「PWMは電圧の高さ(振幅)を変えている」は誤り。振幅は一定のままで、変えているのはオンでいる時間の割合である。周期そのものを変えるPFM(パルス周波数変調)や、通信の変調方式であるAM・FM・PMとも別物なので、名前の似た選択肢に引かれない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 4. 通信に関する理論 > (1) 伝送理論に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。