フェールオーバとは?フェールオーバ
フェールオーバとは、現用系の障害を検知したとき、待機系が処理を自動的に引き継いでサービスを継続させる仕組み。切替えに要する時間だけサービスは止まるため、可用性の設計では検知にかかる時間と切替時間の合計を停止時間として見積もる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
機器はいつか壊れるという前提に立つと、可用性を上げる手段は「壊れにくくする」よりも「壊れても続ける」ほうが安く確実になる。同じ機能の系を2つ用意して検知と切替えを自動化すれば、修理にかかる時間を停止時間から切り離せる。
具体例
データベースサーバを現用系と待機系の2台構成にし、共有ディスクとハートビート(生存確認)用の専用線で結ぶ。セッション情報を系の間で共有しておけば切替え後も処理を続けられる。復旧後に元の系へ戻すことはフェールバックという。
試験での引っ掛け
名前の似た3語の取り違えが定番で、フェールオーバは切替えの仕組み、フェールセーフは故障時に安全側へ倒す設計、フェールソフトは機能を落として運転を続ける設計である。また経路障害と本体故障を切り分けずに切り替えると、両系が同時に現用として動くスプリットブレーンが起きる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。