デザイン思考・リビングラボとは?でざいんしこう・りびんぐらぼ
デザイン思考は、利用者の観察と共感から「解くべき問題」そのものを定義し直し、粗い試作と検証を短く繰り返して答えに近づく進め方。リビングラボは、それを実験室ではなく実際の生活や仕事の現場で、住民・利用者を開発側に加えて行う場を指す。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
要求を聞き取って仕様へ落とす従来のやり方は、利用者自身が言葉にできる不便しか拾えない。本人も自覚していない使い方の癖や、その場しのぎの回避策は、現場に居て見るしか手がない。だから観察を出発点に置き、完成品ではなく試作を早く見せて反応で直す順序へ組み替えている。
具体例
欧州にはリビングラボの連合体ENoLL(European Network of Living Labs、2006年設立)があり、行政が場を用意して住民と企業が共同で検証する形が広がっている。国内でも自治体と企業が団地や公民館へ試作品を持ち込み、日常の中で使ってもらいながら改良する実証が行われている。
試験での引っ掛け
デザイン思考は意匠や画面の見た目を整える手法ではなく、課題の再定義から始める発想法である。リビングラボも、社内の実験室で被験者を呼んで行うユーザビリティテストとは別で、生活の現場へ利用者を巻き込んで共創する点が分かれ目になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。