サブネットマスクとCIDRとは?
サブネットマスクとCIDRとは、IPアドレスのうちネットワーク部とホスト部の境界を示すのがサブネットマスクで、その長さを「/24」のように記す表記がCIDR。ネットワークを分割して所属を決める仕組みであり、通信可能な範囲を限定する統制の基礎になる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では4回出題されています(2021年度〜2023年度)。
さぶねっとますくとしーだー
サブネットマスクとCIDRの意味
IPアドレスのうちネットワーク部とホスト部の境界を示すのがサブネットマスクで、その長さを「/24」のように記す表記がCIDR。ネットワークを分割して所属を決める仕組みであり、通信可能な範囲を限定する統制の基礎になる。
サブネットマスクとCIDRの具体例
192.168.10.0/26 なら利用できるホストは62台で、ブロードキャストアドレスとネットワークアドレスの2つを除いた数になる。監査人は構成図とルータ設定を突き合わせ、実際のセグメント分割が方針どおりか、想定外の経路が無いかを確かめる。
サブネットマスクとCIDRは試験でどう引っ掛けられる?
プレフィックス長が長いほどネットワークは小さくなる。/24より/26のほうが収容台数は少ない。またホスト数の計算では両端の2つを引く必要があり、2のべき乗そのままの台数を答えると誤りになる。
サブネットマスクとCIDRと関連する用語
サブネットマスクとCIDRが出た過去問
IPv4ネットワークにおいて、あるホストが属するサブネットのブロードキャストアドレスを、そのホストのIPアドレスとサブネットマスクから計算する方法として、適切な…
正解:サブネットマスクの各ビットを反転したものとIPアドレスとの論理和を取る。
要点:ブロードキャストはマスク反転とIPの論理和で求める
ブロードキャストアドレスは、ネットワーク部はそのままでホスト部のビットをすべて1にしたアドレスである。サブネットマスクを反転するとホスト部だけが1のビット列になるので、これとIPアドレスの論理和を取ればホスト部が全て1、ネットワーク部は元のままとなり、目的のアドレスが得られる。
出典:令和3年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問11(IPA)IPv4ネットワークで使用されるIPアドレスaとサブネットマスクmからホストアドレスを求める式はどれか。ここで、“~”はビット反転の演算子、“|”はビットごとの…
正解:a & ~m
要点:ホストアドレスは a & ~m、ネットワークアドレスは a & m
サブネットマスクmは、ネットワーク部のビットが1、ホスト部のビットが0になっている。したがってホスト部だけを取り出すには、マスクを反転してホスト部だけが1のパターン(~m)を作り、アドレスaとビットごとの論理積をとればよい。すなわちa & ~mでホストアドレスが得られる(a & mならネットワークアドレスになる)。
出典:令和3年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問10(IPA)IPアドレスの自動設定をするためにDHCPサーバが設置されたLAN環境の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:DHCPによる自動設定を行うPCに、DHCPサーバのアドレスを設定しておく必要はない。
要点:DHCPはブロードキャストで探すのでサーバのアドレス設定は不要
DHCPクライアントは、IPアドレスを持たない段階でブロードキャストによりDHCPサーバを探索するため、あらかじめサーバのアドレスを設定しておく必要はない。サーバからはIPアドレスのほか、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイ、DNSサーバのアドレスなどもまとめて配布できる。
出典:令和4年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問11(IPA)サブネットマスクが255.255.252.0のとき、IPアドレス172.30.123.45のホストが属するサブネットワークのアドレスはどれか。
正解:172.30.120.0
要点:/22ではIPとマスクの論理積で第3オクテットが120になる
サブネットマスク255.255.252.0はプレフィックス長22ビットで、第3オクテットの上位6ビットまでがネットワーク部となる。123(01111011)と252(11111100)の論理積は120(01111000)なので、サブネットワークアドレスは172.30.120.0である。
出典:令和5年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。