顔認証とは?かおにんしょう
顔認証とは、カメラで撮影した顔の特徴(目や鼻の位置関係、輪郭の形など)を数値化し、あらかじめ登録した特徴と照合して本人かどうかを判定する生体認証の一種。持ち歩く物も覚える文字列も要らず、機器に触れずに認証できる。精度は本人拒否率(FRR)と他人受入率(FAR)で評価する。
最終更新:2026-10-10
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パスワードは忘れられ、使い回され、カードは貸し借りできてしまう。本人しか持ちえないものとして身体の特徴を使うのが生体認証で、なかでも顔は、離れた位置のカメラで、利用者に特別な操作を求めずに取得できる点が他方式と違う。一方で顔は日常的に人目にさらされる情報でもあるため、写真での突破への対策と、取得した特徴データの保護が論点になる。
具体例
日本の空港に設置された顔認証ゲートは、パスポートのICチップに記録された顔写真とその場で撮影した顔を照合して本人確認を行う。AppleのiPhoneのFace IDは、赤外線で顔の凹凸を立体的に読み取ることで、平面の写真では解錠できないようにしている。
試験での引っ掛け
本人拒否率(FRR)と他人受入率(FAR)は逆方向に動く関係にあり、判定を厳しくすれば他人受入率は下がるが本人拒否率は上がる。両方を同時に下げる調整はできない。また顔認証は「生体情報」による認証であり、これ1つでは多要素認証にならない点も問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問82(IPA)解説で登場
A社では,従業員の利用者IDとパスワードを用いて社内システムの利用者認証を行っている。セキュリティを強化するために,このシステムに新たな認証機能を一つ追加するこ…
正解:a, c
要点:二要素認証は知識・所持・生体の異なる種類を組み合わせる
二要素認証は、知識・所持・生体という異なる種類の要素を2つ組み合わせるものです。既存のIDとパスワードは知識要素なので、ICカード(所持)と顔認証(生体)を加えれば二要素になります。秘密の質問は同じ知識要素なので、追加しても二要素にはなりません。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 63. 情報セキュリティ対策・情報セキュリティ実装技術 > (5) 生体認証(バイオメトリクス認証)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。