誤り訂正符号とは?あやまりていせいふごう
誤り訂正符号とは、通信や保存の途中でデータの一部が化けたときに、受け取った側だけで元の値へ直せるよう、あらかじめ余分な情報を付けておく仕組み。ECCはError Correcting Code(誤り訂正符号)の略である。誤りがあると知らせるだけのパリティ(1の個数が偶数か奇数かを示す1ビットを付ける方法)やCRC(Cyclic Redundancy Check:計算で求めた検査用の値を付けて誤りを見つける方法)と違い、一定の範囲までなら訂正までできる。
最終更新:2026-10-10
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誤りに気づけても、送り直しを頼めない場面がある。宇宙探査機からの電波、光ディスクの読み出し、稼働中のサーバのメモリなどは、聞き返している余裕がないか、そもそも聞き返す相手がいない。そこで、復元の材料をあらかじめ含ませて送り、受け取った側だけで直せるようにした。容量や通信量を余分に使う代わりに、送り直しをなくす取引である。
具体例
サーバ用のECC対応メモリは、宇宙線などの影響でメモリ上の1ビットが化けても自動的に正しい値へ戻し、システムの停止を防ぐ。音楽CDに小さな傷が付いても再生が飛ばないのも、読み取れなかった分を訂正符号から計算し直しているためである。
試験での引っ掛け
パリティビットやCRCとの違いが出題点で、これらは誤りがあることを検出できるだけで、正しい値までは分からない。またECCも万能ではなく、訂正できるのはあらかじめ想定した範囲の誤りまでで、大きく壊れた場合は検出止まりになる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。