先行指標とは?せんこうしひょう
先行指標とは、目標を達成するための「手段」がうまく進んでいるかを測る指標。これに対して、目標そのものがどれだけ達成できたかを測る指標を結果指標という。たとえば目標が「新規顧客の開拓」なら、新規顧客の獲得数が結果指標で、その手前の訪問件数や提案件数が先行指標になる。結果が出る前に先行指標を見ておくと、早めに手を打てる。
最終更新:2026-10-10
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売上や新規顧客数のような結果は、期末になって初めて分かる。分かった時点で足りなければ手遅れになる。そこで、結果に先立って動く数字(行動の量など)を決めて途中で追いかけ、ずれたらすぐ直せるようにする考え方が、バランススコアカード(BSC:財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4つの視点で目標を管理する手法)などで使われている。
具体例
保険会社の営業部で、目標を「新規契約を月20件取る」とする。新規契約数は結果指標。その手前の「見込み客への訪問件数」や「提案書を出した件数」を先行指標として毎週見ておけば、月末を待たずに「訪問が足りない」と気づいて手を打てる。
試験での引っ掛け
先行指標と結果指標の取り違えが狙われる。目標が「新規顧客の開拓」のとき、「新規顧客の獲得数」「新規顧客からの売上高」は目標の達成度そのものなので結果指標。先行指標は「訪問件数」「提案件数」のような手段の側の数字。KGI(重要目標達成指標:最終目標の数字)とKPI(重要業績評価指標:途中の数字)の関係と同じ向きで覚えるとよい。
関連用語
出た過去問
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問13(IPA)
戦略目標の達成状況を評価する指標には、目標達成のための手段を評価する先行指標と目標達成度を評価する結果指標の二つがある。戦略目標が“新規顧客の開拓”であるとき、…
正解:見込み客訪問件数
要点:先行指標は活動量(訪問件数など)、結果指標は成果(顧客数など)
先行指標は目標達成に至る過程の活動量を測る指標で、結果より前に動くため打ち手の良否を早く把握できる。新規顧客の開拓では、訪問という営業活動そのものの量が先行指標に当たり、契約獲得率や顧客数といった成果は結果指標になる。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)
戦略目標の達成状況を評価する指標には、目標達成のための手段を評価する先行指標と目標達成度を評価する結果指標の二つがある。戦略目標が“新規顧客の開拓”であるとき、…
正解:見込み客訪問件数
要点:先行指標は成果の前段にある活動量を測る指標
先行指標は、成果に先立って行う活動の量や質を測るもので、結果指標は最終的な成果を測るものである。新規顧客の開拓という目標では、獲得という成果に至る前段の活動である訪問件数が先行指標にあたる。売上や契約率、顧客増加率はいずれも活動の結果を表す。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。