マイグレーションとは?まいぐれーしょん
マイグレーションとは、いま動いているシステムやデータを、別のコンピュータや新しい環境へ移しかえること(英語で「移住・移行」の意味)。古い機械で動く業務システムを新しいサーバ(サービスを提供する側のコンピュータ)やクラウドへ移す場合などに使う。ITパスポートでは、仮想化(1台のコンピュータの中で別のコンピュータを動かす技術)で動いているサーバを止めずに別の物理的なコンピュータへ移すライブマイグレーションがよく問われる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
コンピュータは数年で古くなり、メーカーの保守も終わる。そのたびにシステムを一から作り直すと、時間も費用もかかる。そこで、中身の業務の仕組みはなるべく生かしたまま、動かす場所だけを新しい環境へ移す考え方が使われるようになった。
具体例
社内の古い物理サーバで動いている顧客管理システムを、Amazon Web Services(AWS)のようなクラウド上の仮想マシン(1台のコンピュータの中で動かす別のコンピュータ)へ移すのがマイグレーションの例。移した先でも同じ画面・同じ手順で使えれば、利用部門の社員は移行に気づかないこともある。
試験での引っ掛け
似たカタカナ語の選択肢に注意。技術革新や新しい事業の仕組みを生み出すことはイノベーションで、マイグレーションではない。また「稼働中の仮想サーバを止めずに別の物理サーバへ移し、処理をそのまま続ける技術」と問われたら、ただのマイグレーションではなくライブマイグレーションが答えになる。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験 問57(IPA)
サーバの仮想化技術において、あるハードウェアで稼働している仮想化されたサーバを停止することなく別のハードウェアに移動させ、移動前の状態から引き続きサーバの処理を…
正解:ライブマイグレーション
要点:ライブマイグレーションは仮想サーバを無停止で移動
ライブマイグレーションは、稼働中の仮想サーバを止めずに別の物理サーバへ移し、移動前の状態のまま処理を継続させる技術である。物理サーバの保守や負荷の平準化を、業務を停止せずに行えるようにする。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。