プラチナバンドとは?ぷらちなばんど
プラチナバンドとは、携帯電話に割り当てられた電波のうち、700MHz〜900MHz帯を指す呼び名。周波数が低いほど電波は遠くまで届き、建物や地形の陰にも回り込みやすいため、少ない基地局で広い範囲を安定してつなげる。この扱いやすさから事業者間で割当てが競われ、「プラチナ」と呼ばれる。
最終更新:2026-10-10
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携帯電話がつながるかどうかは、電波の届く距離と障害物への強さで決まる。周波数の低い帯域は物理的に回り込みやすく、山間部や建物の中まで届くので、同じ設備投資でも通じる範囲が広くなる。一方で電波は有限の公共資源であり、放送など先に使っていた用途との調整が要る。だから国が割当てを決める制度になっており、その公平性が競争政策の論点になる。
具体例
日本では地上デジタル放送への移行で空いた700MHz帯を総務省が割り当て、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクが携帯電話に使っている。楽天モバイルも2023年に同じ700MHz帯の割当てを受け、屋内やビル陰でのつながりやすさの改善に充てている。
試験での引っ掛け
「プラチナバンド=通信が速い」ではない。低い周波数は遠くへ届く代わりに使える帯域の幅が狭く、大容量の通信には向かない。速度を稼ぐのは3.5GHz帯や28GHz帯といった高い周波数で、そちらは届く範囲が狭い。届きやすさと速さは別の性質だと押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問71(IPA)
携帯電話で用いられる電波に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 電波には、周波数が[a]ほど回り込みやすくなり障害物の裏にも届きやすいと…
正解:a:低い b:MHz
要点:周波数が低いほど電波は回り込みやすく届きやすい
電波は周波数が低いほど波長が長く、障害物を回り込んで届きやすい性質(回折)を持ちます。700〜900の帯域はMHz単位であり、この帯域はビルの陰や屋内でもつながりやすいことから、携帯電話事業者にとって価値が高くプラチナバンドと呼ばれています。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 60. ネットワーク応用 > (3) 通信サービスに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。