インダストリー4.0とは?
インダストリー4.0とは、工場の機械や製品、受注の情報をインターネットでつなぎ、集まったデータを使って生産の進め方を自動で調整していこうという構想。ドイツ政府が国の政策として掲げた「第4次産業革命」の呼び名で、この構想を実現した工場をスマートファクトリーと呼ぶ。
最終更新:2026-10-10
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同じものを大量に作れば安くなるが、買う側の求めるものは一人ひとり細かく違ってきた。注文ごとに違うものを作ると、そのたびに機械の段取りを変えるので時間も費用もかかる。機械と情報をつないで段取りを自動で組み替えられれば、一人ひとりの注文に合わせた品を大量生産に近い費用で作れる、というのが狙いである。
具体例
ドイツのシーメンスがアンベルクに持つ電子機器の工場は、製造中の製品がどの工程へ進むかの情報を持ち、機械がそれを読み取って加工するしくみで知られ、インダストリー4.0の代表例として紹介される。機械に付けたセンサから集めた稼働のデータで故障の兆しを見つけ、止まる前に修理するのも典型的な取組みである。
試験での引っ掛け
産業革命の順番の取り違えに注意。第1次は蒸気機関による機械化、第2次は電力による大量生産、第3次はコンピュータによる自動化、第4次がIoT(モノのインターネット:機械や製品をインターネットにつなぐこと)やAIでつないだ自律的な最適化。IoTは構想を実現する手段であり、インダストリー4.0そのものの別名ではない。日本が掲げる超スマート社会(Society 5.0)は社会全体を対象にした別の構想である。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)
インダストリー4.0から顕著になった取組に関する記述として,最も適切なものはどれか。
正解:顧客ごとに異なる個別仕様の製品の,多様なITによるコスト低減と短納期での提供
要点:インダストリー4.0の象徴は個別仕様品の低コスト短納期生産
インダストリー4.0は、IoT(さまざまなモノをネットにつなぐこと)やAIで工場や製品の情報をつなぎ、機械が自律的に連携する第四次産業革命を指します。従来の大量生産では割高だった個別仕様の製品を、ITの活用によって低コストかつ短納期で提供するマスカスタマイゼーションが、その代表的な取組です。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問35(IPA)
第4次産業革命に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解:医療やインフラ、交通システムなどの生活における様々な領域で、インターネットやAIを活用して、サービスの自動化と質の向上を図る。
要点:第4次産業革命はIoTとAIによる社会全体の高度化
第4次産業革命は、IoT(さまざまなモノをネットにつなぐこと)で集めた大量のデータをAIで解析し、医療や交通、インフラなど生活のあらゆる領域でサービスの自動化と質の向上を実現する変化を指す。第1次は蒸気機関による機械化、第2次は電力による大量生産、第3次はコンピュータによる自動化と整理され、それぞれ原動力となる技術が異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。