ARとは?えーあーる
略語の意味
AR=Augmented Reality
カメラに映した現実の景色などに、コンピュータで作った情報や映像を重ねて見せる技術(拡張現実)
- Augmented
- 付け足された・広げられた
- Reality
- 現実
AR(Augmented Reality:拡張現実)は、カメラで映した現実の景色や、目の前の現実の空間に、コンピュータで作った情報や映像を重ねて表示する技術。現実が見えたまま情報が足されるのが特徴。よく比べられるのが、視界全体を作られた仮想の世界に置き換えるVR(Virtual Reality:仮想現実)と、現実の物と仮想の物が互いに反応し合うように融け合わせるMR(Mixed Reality:複合現実)。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
スマートフォンにカメラと位置を測る仕組みが付き、現実の映像に情報を重ねることが手軽になった。紙の説明書や地図を見比べなくても、見ている景色そのものに案内を出せるので、遊び・買い物・仕事の手順の案内などに広がっている。
具体例
ナイアンティックの「ポケモンGO」は、スマートフォンのカメラに映った公園や道路の映像にポケモンを重ねて表示するARの代表例。IKEAのアプリで、部屋の映像に家具の立体映像を置いて大きさや配置を確かめる使い方もARにあたる。
試験での引っ掛け
現実の景色が見えているかどうかが分かれ目。視界をすべて仮想の世界に置き換えるのはVRで、現実に情報を重ねるのがAR。「ゴーグルをかけるからVR」とは限らない。また、試験では同じ選択肢に並ぶ別の語(著作権保護技術のCPRM、映像の伝送規格のHDMI、業務管理の考え方のCRMなど)と取り違えないこと。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問25(IPA)解説で登場
史跡などにスマートフォンを向けると、昔あった建物の画像や説明情報を現実の風景と重ねるように表示して、観光案内をできるようにした。ここで活用した仕組みを表す用語と…
正解:AR
要点:ARは現実の風景に情報を重ねて表示する技術
AR(Augmented Reality、拡張現実)は、カメラでとらえた現実の風景に、コンピュータが生成した画像や文字情報を重ねて表示する技術です。設問のように、実際の史跡を映しながら過去の建物の姿や解説を重ねる観光案内は、まさにこの応用例です。現実を丸ごと仮想空間に置き換えるVRとは異なり、現実の映像が土台として残る点が要点になります。
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問19(IPA)解説で登場
仮想環境を用いた技術であるAR又はVRの活用事例のうち、VRの活用事例として、最も適切なものはどれか。
正解:顔を覆うように頭部にゴーグルを装着し、そのゴーグル内に投影された仮想空間に広がる火災や地震の映像を見ながら避難方法をイメージすることによって、防災訓練が行える。
要点:VRは仮想空間へ没入、ARは現実に情報を重ねる技術
VR(仮想現実)は、コンピュータが作り出した仮想空間にゴーグルなどで没入させ、あたかもその場にいるかのように体験させる技術である。一方AR(拡張現実)は現実の映像に情報を重ねて表示する。ゴーグル内の仮想空間で災害を疑似体験する事例は、現実の風景を使わず仮想世界に入り込む形なのでVRに当たる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。