SoRとは?えすおーあーる
略語の意味
SoR=Systems of Record
会計や在庫管理のように、会社の取引を正確に記録して残すことを一番の目的にした情報システム
- Systems
- システム・仕組み
- Record
- 記録
SoR(Systems of Record:記録のためのシステム。Record=記録)は、会計・販売管理・在庫管理のように、会社の取引を正確に記録して保持することを第一の目的とする情報システムの考え方。間違いなく動き続けること(信頼性と安定稼働)が最優先され、変更は慎重に行う。対になるのは、顧客とのつながりを作るSoE(Systems of Engagement)である。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
かつて会社の情報システムといえば、帳簿を正しく付ける基幹の仕組みのことだった。ところがスマートフォンやSNSで顧客と直接つながる仕組みが増えると、「正確さ重視でゆっくり直す」システムと「使いやすさ重視で頻繁に直す」システムを同じやり方で作ると、どちらかが無理をすることになった。そこで目的の違いで名前を分け、作り方や進め方を変える考え方が広まった。
具体例
三菱UFJ銀行なら、口座の残高や入出金を1円の誤りもなく記録する勘定系システムがSoRにあたり、止めずに正確に動かすことが最優先される。一方、利用者がスマートフォンで残高を見たり振り込んだりする銀行アプリは、使い勝手を短い間隔で改善していくSoE側の仕組みである。
試験での引っ掛け
RとEの取り違えが定番。R=Record(記録)が社内の取引データを扱う安定重視のシステム、E=Engagement(つながり)が顧客との接点で変化への素早い対応を重視するシステムである。過去問では「信頼性と安定稼働が要求される社内情報を扱うシステム」と問われてSoRを選ばせる形や、PoC(概念実証)・IoTと並べた選択肢の中から区別させる形で出る。どちらが優れているかという分類ではない。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問31(IPA)
顧客との個々のつながりを意識して情報を頻繁に更新するSNSなどのシステムとは異なり、会計システムのように高い信頼性と安定稼働が要求される社内情報を扱うシステムの…
正解:SoR(Systems of Record)
要点:SoRは信頼性重視の記録系、SoEは顧客接点系
SoR(Systems of Record)は、会計や販売管理のように、正確な記録の保持と安定稼働が最優先される基幹系システムの概念です。対してSoE(Systems of Engagement)は、SNSやマーケティング施策のように顧客とのつながりを重視し、変化に合わせて頻繁に作り替えるシステムを指します。設問は前者の性質を説明しています。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。