KGIとは?けーじーあい
略語の意味
KGI=Key Goal Indicator
事業や活動で最終的に達成したい目標を、「年間売上10億円」のような数字で表したもの
- Key
- 重要な
- Goal
- 目標・ゴール
- Indicator
- 指標・物差し
KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)は、事業や活動が最終的に達成したい目標を、数字で表した指標。英単語ごとには、Key=重要な、Goal=目標・ゴール、Indicator=指標・物差し、という意味である。「年間売上高10億円」「新規契約50件」のように、ゴールに届いたかどうかを判定する結果の数字にあたる。KGIを達成するための決め手となる要因がCSF(Critical Success Factors:重要成功要因)、その取組がどこまで進んでいるかを途中で測る数字がKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)で、ゴール(KGI)→決め手(CSF)→途中経過(KPI)の順につながる。ITパスポートでは、営業活動などの具体例を挙げ、どの数字がKGIでどの数字がKPIにふさわしいかを選ばせる形で問われる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
売上や利益のような最終的な成果は、期末に締めてみるまで分からず、分かった時点ではもう手の打ちようがない。そこで、最終的に目指す数字(KGI)をはっきり決めたうえで、そこに至るまでの途中の数字(KPI)を毎週・毎月測り、遅れていれば期の途中で手を打てるようにする考え方が広まった。KGIは、そのすべての出発点になるゴールの数字である。
具体例
営業部門が「今年度に新しい取引先と50件契約する」と決めたなら、この50件がKGIになる。そのために「顧客への提案の数を増やすこと」が決め手(CSF)だと考えれば、「月あたりの提案件数」「訪問件数」をKPIとして、Salesforceのような営業支援システム(SFA)で週ごとに確認する。KPIが目標を下回っていれば、期末を待たずに訪問先を増やすなどの手を打てる。
試験での引っ掛け
KGIとKPIの役割を逆にした選択肢が定番。KGIは最終的な結果(ゴール)の数字、KPIはゴールに向かう途中の進み具合を測る数字である。「提案件数」のような活動量はKPI、「契約件数」「売上高」のような最終成果はKGIになりやすい。CSFは数字ではなく「何が成功の決め手か」という要因そのものなので、指標と取り違えないこと。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問5(IPA)解説で登場
KPIの説明として、適切なものはどれか。
正解:企業目標の達成に向けて行われる活動の実行状況を計るために設定する重要な指標
要点:KPIは目標達成の進捗を測る数値指標
KPI(重要業績評価指標)は、目標達成に向けた活動が計画どおり進んでいるかを数値で測るために設定する指標である。ゴールそのものを表すKGIや、達成のカギとなる要因を指すCSFとは役割が異なり、KPIは日々の進捗を可視化して軌道修正に使う点が特徴。指標なのか要因なのか行為なのかで区別すると選びやすい。
出典:令和元年度 秋期 ITパスポート試験 問11(IPA)解説で登場
情報システム戦略において定義した目標の達成状況を測定するために、重要な業績評価の指標を示す用語はどれか。
正解:KPI
要点:KPIは目標達成度を測る重要業績評価指標
KPI(重要業績評価指標)は、目標の達成度合いを数値で測るために設定する中間指標である。最終目標であるKGIに対し、その達成に至る過程を定量的に監視する役割を持ち、進捗の遅れを早期に把握して手を打つために使われる。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問8(IPA)
A社の営業部門では、成約件数を増やすことを目的として、営業担当者が企画を顧客に提案する活動を始めた。この営業活動の達成度を測るための指標としてKGI(Key G…
正解:KGI:成約件数、KPI:提案件数
要点:KGIは最終目標、KPIはその達成過程を測る指標
KGIは最終的に達成したい目標の到達度を測る指標、KPIはその目標に至る過程が順調かを測る中間指標である。設問では成約件数を増やすことが目的なのでKGIは成約件数となり、そのための活動である提案の量を測る提案件数がKPIとなる。目的と手段の順序を取り違えないことが判断の鍵になる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。