ID管理(アカウントのライフサイクル管理)とは?
ID管理(アカウントのライフサイクル管理)とは、利用者アカウントを、申請・登録から権限の変更、休止、削除までひとつながりで管理する仕組み。入社・異動・退職といった人事の動きに合わせて権限を過不足なく保つことが目的で、放置アカウントを残さない運用が問われる。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2015年度〜2016年度)。
あいでぃーかんり
ID管理(アカウントのライフサイクル管理)の意味
利用者アカウントを、申請・登録から権限の変更、休止、削除までひとつながりで管理する仕組み。入社・異動・退職といった人事の動きに合わせて権限を過不足なく保つことが目的で、放置アカウントを残さない運用が問われる。
ID管理(アカウントのライフサイクル管理)の具体例
人事異動で経理から営業へ移った社員に、会計システムの権限が残ったまま営業システムの権限が追加され、両方を使える状態になっていた。半年ごとの棚卸しで発見し、不要な権限を削除して申請記録と突き合わせた。以後は異動時も権限の削除を必須とした。
ID管理(アカウントのライフサイクル管理)は試験でどう引っ掛けられる?
認証の強化(多要素化)とは別の話。どれだけ強く認証しても、退職者のアカウントが生きていれば入られてしまう。「誰が使えるか」を管理するのがID管理、「本人か」を確かめるのが認証。
ID管理(アカウントのライフサイクル管理)と関連する用語
ID管理(アカウントのライフサイクル管理)が出た過去問
アクセス管理者は,不正アクセスからコンピュータを防御する役割を担う。不正アクセス禁止法において,アクセス管理者が実施するよう努力すべきこととして定められている行…
正解:アクセス制御機能の有効性を検証する。
要点:アクセス管理者はID管理とアクセス制御の維持に努める
不正アクセス禁止法では、アクセス管理者に対して、識別符号(IDやパスワード)の適正な管理やアクセス制御機能の高度化など、不正アクセスを防ぐ措置を講ずる努力義務を定めている。アクセス制御機能が有効に働いているかを検証することはこの努力義務に含まれる。ログの提出義務や常時監視の体制、利用者のパスワードを管理者が変更することは法が求める内容ではない。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問28(IPA)情報システムで管理している機密情報について,ファシリティマネジメントの観点で行う漏えい対策として,適切なものはどれか。
正解:コンピュータ室のある建物への入退館管理
要点:ファシリティ管理の漏えい対策は入退館などの物理対策
ファシリティマネジメントは、建物や設備といった物理的な環境の維持・管理を扱う。この観点での情報漏えい対策は、機器が置かれた建物や部屋への立入りを制限する入退館・入退室管理が該当する。ウイルス対策やID管理、暗号化は論理的・技術的な対策に分類される。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問37(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。