GQM法(ゴール・質問・尺度)とは?じーきゅーえむほう
GQM法は、測定の目的(Goal)をまず決め、それが達成できたかを判断するために答えるべき問い(Question)を挙げ、その問いに答えられる数値(Metric)を最後に選ぶ、という順序で指標を設計する手法である。集めやすい数字から出発しない点が要になる。
最終更新:2026-10-10
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数字は、集めた後で意味を考えると必ず余る。システムから取り出せる件数や時間を一通り並べてみても、それを見て何を直すのかが決まっていないので、報告書に載るだけで誰も使わない指標になる。逆に、何のために測るのかを先に言葉にすれば、必要な数字は自然に絞られ、取れない数字があると分かった時点で測り方のほうを工夫できる。目的から降ろすという順序そのものが、この手法の中身である。
具体例
社内ヘルプデスクで「問い合わせ対応の負担を減らす」を目的に置くと、問いは「どの種類の問い合わせが多いか」「1件あたり何分かかっているか」となり、数値は種類別の件数と平均対応時間に決まる。Zendeskのような問い合わせ管理ツールが出せる数字を先に全部並べても、目的が無ければ何を直せばよいかは出てこない。
試験での引っ掛け
取れる数字を並べてから意味づけする進め方は、GQMとは順序が逆で、使われない指標が増える典型である。また、集めた数値を個人の評価に使うと、数字を良く見せる行動が誘発されて測定そのものがゆがむ。GQMは指標の名前ではなく、指標の決め方の手順である点も押さえておく。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問9(IPA)
国連が中心となり、持続可能な世界を実現するために設定した17のゴールから成る国際的な開発目標はどれか。
正解:SDGs
要点:SDGsは国連が定めた17ゴールの持続可能な開発目標
SDGs(持続可能な開発目標)は、国連サミットで採択された2030年までの国際目標で、貧困や飢餓の解消、気候変動への対応など17のゴールから構成される。前身のMDGsを引き継ぎ、先進国を含むすべての国が取り組む点が特徴である。
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問53(IPA)
プロジェクトのゴールなどを検討するに当たり、集団でアイディアを出し合った結果をグループ分けして体系的に整理する手法はどれか。
正解:親和図法
要点:親和図法は出た意見をグループ化して体系的に整理
親和図法は、集めた意見や事実をカードに書き出し、内容の近いもの同士をまとめてグループを作り、見出しを付けて体系的に整理していく手法である。多くの断片的な意見から論点の構造を浮かび上がらせたいときに使う。ブレーンストーミングは意見を出す段階の手法であり、出た結果を整理する手法とは役割が異なる。
出典・参考
公式シラバスの7 基礎理論 > 34. 応用数学 > (2) 数値計算,数値解析,数式処理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。