WFAとは?
WFA(業務流れ図)は、エンタープライズアーキテクチャ(EA:組織全体の業務とシステムの設計図)のうち、業務を表す層(ビジネスアーキテクチャ)で使う図の一つ。部署や担当者を並べ、仕事が「どの順番で、誰から誰へ」渡っていくかを時間の流れに沿って描く。同じ層で使う図に、業務の機能を階層に分けるDMM(機能構成図)と、機能の間を流れるデータを描くDFD(機能情報関連図)がある。
最終更新:2026-10-10
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業務は担当者の頭の中や手順書に散らばっていて、そのままではシステム化や見直しの対象にできない。誰がいつ何をしているかを同じ書き方の図にそろえると、二重の確認や無駄な受け渡しが見えてくる。ITパスポートでは、業務の流れを図にする様式の名前として問われる。
具体例
日本の政府は2000年代に、各府省の業務とシステムを見直す「業務・システム最適化計画」でEAの考え方を取り入れ、業務をDMM・DFD・WFAで描き分けた。たとえば経費精算なら、WFAでは「申請者→上司の承認→経理部の確認→支払い」と担当ごとの順番を1枚に描く。
試験での引っ掛け
「担当と時間の順序」を表すのはWFA、「機能の階層」はDMM、「機能の間を流れる情報」はDFD。DFDには担当部署も作業の順番も描かないので、「手順の順序を表す図」としてDFDを選ぶのは誤り。
関連用語
出た過去問
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問12(IPA)
A社は、自社の業務プロセスの課題を抽出し、見直しをするために流れ図を用いて業務プロセスを可視化することにした。A社が流れ図の作成において利用する記述様式として、…
正解:WFA (Work Flow Architecture)
要点:業務の流れを図示する様式はWFA(業務流れ図)
エンタープライズアーキテクチャ(組織全体の業務とシステムの設計図)のビジネスアーキテクチャでは、業務の流れを図示する様式としてWFA(業務流れ図)が用いられる。組織や情報システムをまたいで、作業がどの順序で誰から誰へ流れるかを表すため、業務プロセスの課題抽出や見直しに適している。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。