DFD・DMM・WFAとは?
DFD・DMM・WFAとは、EAのビジネスアーキテクチャで業務を可視化する主要な成果物。DMM(機能構成図)は業務機能を階層的に分解した図。DFD(機能情報関連図)は機能とその間でやり取りされる情報(データ)の流れを示す図。WFA(業務流れ図)は、組織・人・システムを縦軸に置き、時系列に沿って業務の流れと担当を示す図。
ITパスポートの過去問では20回出題されています(2009年度〜2026年度)。
でぃーえふでぃー・でぃーえむえむ・だぶりゅーえふえー
DFD・DMM・WFAの意味
EAのビジネスアーキテクチャで業務を可視化する主要な成果物。DMM(機能構成図)は業務機能を階層的に分解した図。DFD(機能情報関連図)は機能とその間でやり取りされる情報(データ)の流れを示す図。WFA(業務流れ図)は、組織・人・システムを縦軸に置き、時系列に沿って業務の流れと担当を示す図。
DFD・DMM・WFAの具体例
DMMで「受注管理」を機能分解し、DFDで受注データが与信・在庫引当・出荷指示へどう流れるかを示し、WFAで営業部門と物流センタの役割分担と手順を描く。
DFD・DMM・WFAは試験でどう引っ掛けられる?
「機能と情報の流れを明確にする」のがDFD。「業務機能の階層構造」はDMM、「時系列と担当の流れ」はWFA。
DFD・DMM・WFAと関連する用語
DFD・DMM・WFAが出た過去問
S社の販売管理業務をDFDで表すとき、次の図のa、bに入る適切な字句の組合せはどれか。〔中問A:販売管理業務に関する記述〕S社の販売管理業務は、受注処理、出荷処…
正解:a:受注管理ファイル b:出荷処理
要点:DFDは受注処理→受注管理ファイル→出荷処理の順で流れる
DFDでは、処理(プロセス)とデータストアが交互に現れる形で業務の流れを表す。この業務では、顧客からの注文依頼を受けた受注処理の結果が受注管理ファイルに登録され、それを読み取って在庫引当と納品書作成を行うのが出荷処理である。したがって、受注処理の次に置かれるデータストアが受注管理ファイル、それを参照する処理が出荷処理となる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問89(IPA)業務プロセスのモデルを説明したものはどれか。
正解:システム化の対象となるビジネスの活動やデータの流れを明示したもの
要点:業務プロセスモデルは業務の活動とデータの流れを可視化した図
業務プロセスのモデルとは、対象となる業務の活動(誰が何をするか)とデータの流れを図などで整理し、現状や目指す姿を可視化したものである。DFDやアクティビティ図がその代表で、システム化の前に業務そのものを理解・分析する目的で作られる。プログラム仕様、提案依頼の条件、運用体制の記述はいずれも別の成果物である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問11(IPA)業務をモデル化する際のモデリング手法の適切な組合せはどれか。
正解:業務プロセスモデル:DFD データモデル:E-R図
要点:業務プロセスはDFD、データ構造はE-R図
DFDはデータの流れと処理・データストアで業務の処理過程を表す図であり、業務プロセスのモデル化に用いる。E-R図は実体(エンティティ)とその間の関連を表す図で、データ構造のモデル化に用いる。PERTは作業の順序と所要時間から日程を管理する手法で、モデリング手法ではない。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問31(IPA)業務プロセスの分析時に作成するDFDの説明として、適切なものはどれか。
正解:業務を構成する処理と、その間で受け渡されるデータの流れを示す。
要点:DFDは業務の処理とデータの流れを図式化する
DFD(Data Flow Diagram)は、業務を構成するプロセスと、その間をやり取りされるデータの流れを図示する記法である。プロセス、データフロー、データストア、外部実体の4要素で構成され、データがどこで生まれどこへ渡るかを追える。データ同士の関係を表すE-R図とは目的が異なる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問14(IPA)文献の貸出管理業務に関する記述(問93と同じ状況)。貸出から返却までの手続:(1)社員は借りたい文献を書庫から取り出して、資料室の担当者(以下、担当者という)に…
正解:a:貸出、b:貸出、c:返却
要点:DFDは各処理が触れるデータストアから役割を読む
上部の処理は社員からの入力を受けて文献表と社員表を参照し、さらに貸出表へ書き込んでいるので、複数のデータストアとやり取りする貸出処理にあたる。下部の処理は貸出表だけを参照・更新しているので返却処理である。両方の処理が共通して使うbは貸出表となる。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問94(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。