CRLとは?しーあーるえる
CRLとは、CAが発行した証明書のうち、有効期限が到来する前に失効させたもののシリアル番号と失効日時を列挙し、CAが署名した一覧。定期的に更新・公開される。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
デジタル証明書(本人であることを示す電子の身分証)は、発行時に有効期限が決まり、あとから書き換えることはできない。しかし期限の前に、本人だけが持つ秘密の鍵(秘密鍵)を入れたパソコンをなくすなどして、その証明書を使えなくしたくなる場合がある。証明書を受け取る側にはその事情が見えない。そこで、使ってはいけなくなった証明書を、認証局(証明書を発行する機関)がまとめて公表する一覧が必要になった。
具体例
秘密鍵を格納したノートPCを紛失した場合、該当証明書をCRLに載せて以後の利用を無効にする。
試験での引っ掛け
「有効期限切れの証明書」はCRLに載らない(期限切れは証明書自体から分かるため)。また配布間隔があるため、失効から反映まで時間差が生じる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問87(IPA)
PKIにおいて、ある条件に当てはまるデジタル証明書の情報が公開されているリストとしてCRLがある。このリストに掲載される条件として、適切なものはどれか。
正解:有効期間内に失効している。
要点:CRLは有効期間内に失効した証明書の一覧
CRL(証明書失効リスト)は、有効期間がまだ残っているにもかかわらず、秘密鍵(本人だけが持つ暗号の鍵)の漏えいや所属の変更などの理由で無効とされた証明書を一覧にしたものです。有効期間が満了した証明書は期限で自然に無効となるため、原則として掲載対象になりません。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。