電子入札とは?でんしにゅうさつ
電子入札とは、官公庁や自治体の入札手続きを、インターネット上で行う仕組み。入札公告の閲覧から参加申請、入札書の提出、開札結果の公表までを電子化し、応札者は役所へ出向かずに参加できる。提出者が本人であることと、開札時刻まで金額が読めないことを、電子証明書と暗号技術で担保する。
最終更新:2026-10-10
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紙の入札は、指定された日時に指定の場所へ入札書を持参する必要があり、遠方の事業者は参加そのものが難しかった。会場に顔がそろうため、事業者どうしが接触して価格を調整する余地も残る。電子化によって参加の地理的な制約が外れ、手続きの記録が残ることで、競争性と透明性を高める狙いがある。デジタルガバメントの具体例として問われる。
具体例
国の機関が使う政府電子調達システム(GEPS)や、自治体が共同で利用する電子入札コアシステムでは、事業者はICカード形式の電子証明書でログインし、締切までに入札金額を送信する。開札時刻になるまでは発注者側も金額を見られない仕組みになっている。
試験での引っ掛け
電子入札と電子申請の取り違えに注意する。電子入札は発注先を決める調達の手続き、電子申請は許認可や届出を出す手続きである。また電子入札は競争入札を電子化したもので、価格を交渉して相手を決める随意契約とは別物である。
関連用語
出た過去問
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問7(IPA)
電子証明書の申請から電子入札までの手続が図の①〜⑥の手順で行われるとき,④で行う手続として,適切なものはどれか。
正解:電子証明書の有効性の確認
要点:受け取った電子証明書の有効性は認証局に問い合わせて確認する
電子入札では、①参加企業が認証局へ電子証明書を申請し、②認証局が証明書を発行する。企業は③その証明書を用いて入札実施団体へ入札し、団体は受け取った証明書が失効していないか、確かに認証局が発行したものかを認証局との間で確かめる。この有効性確認のやり取りが④に該当し、最後に⑥で開札結果が企業へ通知される。
出典・参考
公式シラバスの2 経営戦略 > 14. ビジネスシステム > (2) 行政分野におけるシステムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。