目的プログラムとは?もくてきぷろぐらむ
目的プログラムとは、コンパイラ(人が書いたプログラムをまとめて機械語に翻訳するソフトウェア)が、原始プログラム(人が書いた元のプログラム)を翻訳して作る、機械語(コンピュータが直接実行できる命令)に近い形のプログラム。まだ単体では動かず、リンカ(部品を結合するソフトウェア)でほかの部品と結合して、実行できる形(ロードモジュール)にして初めて動く。
最終更新:2026-10-10
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プログラムを複数のファイルに分けて作ると、1か所直すたびに全体を翻訳し直すのは無駄が大きい。翻訳の結果をいったん部品として保存し、変更のあった部分だけ作り直して最後に結合すれば、手間を減らせる。この途中の成果物が目的プログラムである。
具体例
Windowsの環境では、プログラムのファイルをコンパイラで翻訳すると拡張子が.objの目的プログラムができ、これをほかの部品と結合して実行ファイル(.exe)になる。
試験での引っ掛け
人が書くのが原始プログラム、翻訳の出力が目的プログラム、結合後の実行できる形がロードモジュールである。この3つの順番と呼び名を取り違えないようにする。
関連用語
出た過去問
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問55(IPA)解説で登場
プログラムの実行方式としてインタプリタ方式とコンパイラ方式がある。図は、データを入力して結果を出力するプログラムの、それぞれの方式でのプログラムの実行の様子を示…
正解:a: インタプリタ, b: コンパイラ
要点:インタプリタは逐次実行、コンパイラは目的プログラムを生成
インタプリタはソースプログラムを解釈しながら逐次実行するため、実行時にソースとデータの両方を受け取り、そのまま結果を出す。コンパイラはソースプログラムを機械語の目的プログラムへ翻訳するだけで、実行は生成された目的プログラムがデータを受け取って行う。したがって、実行時に直接結果を出す側がインタプリタ、目的プログラムを生成する側がコンパイラとなる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問60(IPA)解説で登場
コンピュータで実行可能な形式の機械語プログラムを何と呼ぶか。
正解:ロードモジュール
要点:リンク後の実行可能な機械語プログラムがロードモジュール
ソースコードをコンパイルするとオブジェクトモジュールができ、これに必要なモジュールをリンカで結合して、そのまま実行できる形式にしたものがロードモジュールである。主記憶に読み込んで実行できる状態になっている点が名前の由来となっている。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問7(IPA)解説で登場
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問39(IPA)解説で登場
自社開発して長年使用しているソフトウェアがあるが、ドキュメントが不十分で保守性が良くない。保守のためのドキュメントを作成するために、既存のソフトウェアのプログラ…
正解:リバースエンジニアリング
要点:既存プログラムから仕様を復元するのがリバースエンジニアリング
既存のプログラムやオブジェクトコードを解析して、その内部構造・仕様・設計情報を復元する手法である。設計書が失われた、あるいは現物と食い違っている既存システムに対し、保守用のドキュメントを起こす目的で使われる。復元した仕様をもとに新しいシステムを作り直す進め方はリエンジニアリングと呼ばれる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。