抜取検査とは?ぬきとりけんさ
抜取検査とは、製品のまとまり(ロット)から一部だけを抜き出して調べ、その結果でロット全体を合格にするか不合格にするかを決める検査のこと。すべてを調べる全数検査に比べて、時間と費用を大きく減らせる。ただし一部しか見ていないので、良いロットを落としたり、悪いロットを通したりする見逃しの危険は必ず残る。ITパスポートでは、品質管理の手法(特性要因図・パレート図・ABC分析など)と並べて「どの説明が抜取検査か」を選ばせる形で出る。
最終更新:2026-10-10
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工場では1日に何万個も同じ部品を作る。全部を調べれば確実だが、人も時間も足りない。しかも、強さを測るために引っ張って壊すような検査は、全部やると売る物がなくなる。そこで「一部を見て全体を推し量る」やり方が品質管理の基本として使われてきた。
具体例
YKKのファスナーで、引っ張って壊れるまでの強さを測る検査は、検査した品物が使えなくなる。全部を検査すると出荷できる物が残らないので、ロットから何本かを抜き取って調べる。食品メーカーが袋の内容量を確かめるときも、大量で単価が安い商品なので、一部を量って全体を判断する。
試験での引っ掛け
全数検査との取り違えが狙われる。「品物を壊して調べる検査」は全数検査ができないので抜取検査を選ぶ、が判断の決め手。また、同じ選択肢に並ぶ特性要因図(原因を魚の骨の形に整理する図)、相関分析(二つの数値の関係を調べる)、ABC分析(売上の大きい順に重要度を分ける)は、どれも検査の方法ではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。