初期コストとは?しょきこすと
初期コストとは、システムを導入して使い始めるまでに、一度だけかかる費用。機器やソフトウェアの購入費、開発の委託費のほか、初期設定・既存データの移行・利用者への教育にかかる費用も含む。導入後に使い続ける限りかかる運用コストと足し合わせたものがTCO(総所有コスト)である。
最終更新:2026-10-10
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導入の可否を購入価格だけで決めると、安く買った仕組みが毎年の保守料や人手で高くつき、数年後には割高になっていることがある。費用を「最初に一度かかる分」と「使い続ける限りかかる分」に分けて並べれば、何年使うといくらになるかを案どうしで比べられる。IT投資を価格の安さではなく総額で判断させるための区分である。
具体例
会計システムを自社のサーバに置く場合は、機器とソフトウェアの購入費、設定作業の委託費、過去データの移行費が初期コストになる。freeeやマネーフォワード クラウドのようなクラウドの会計サービスに切り替えると初期コストは小さくなり、代わりに月額の利用料が続く。
試験での引っ掛け
初期コストに入るのは機器やソフトの購入費だけではなく、設定・データ移行・利用者教育といった導入作業の費用も含まれる。また初期コストが安い案が有利とは限らず、使う年数ぶんの運用コストを足したTCOで比べる必要がある。運用コストとの線引きが問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問53(IPA)解説で登場
コンピュータシステムに関する費用a~cのうち,TCOに含まれるものだけを全て挙げたものはどれか。 a 運用に関わる消耗品費 b システム導入に関わる初期費用 c…
正解:a, b, c
要点:TCOは導入費用と運用費用を合わせた総所有コスト
TCO(総所有コスト)は、システムの導入から運用、廃棄までにかかる費用の総額を指す。初期の導入費用(イニシャルコスト)だけでなく、消耗品費や教育費、保守費などの運用費用(ランニングコスト)も含まれる。したがってa、b、cのすべてが該当する。
出典・参考
公式シラバスの8 コンピュータシステム > 44. システムの評価指標 > (3) システムの経済性に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。