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伝送速度(bps)とは?でんそうそくど

伝送速度は、通信回線が1秒間にどれだけのデータを送れるかを表す指標で、1秒間に送れるビット数を意味するbps(ビット毎秒)という単位で示す。1Gbpsは1秒間に約10億ビットという意味になる。ここで注意が要るのは、カタログや契約書に書かれている速度は、条件がすべて理想的だった場合の理論上の最大値だという点である。実際に利用者が体感する速度(スループット)は、同じ回線を使う人の多さ、社内の機器の処理能力、通信の手続きに使われる分のデータなどによって下がり、カタログの値より低くなるのが普通である。「回線を速いものに変えたのに遅い」という相談の多くは、原因が回線ではなく社内の機器や利用の集中にあり、この理論値と実測値の違いを知っていることが、情報システム部門への相談内容を整理するうえで役に立つ。

最終更新:2026-10-10

試験情報

ITパスポートの過去問では12回出題されています(2009年度〜2023年度)。

ITパスポートの頻出用語/テクノロジ系

別名:bps: bits per second、通信速度、伝送速度、bps

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背景

回線を選ぶときに「速い遅い」を感覚で言い合っても比べようがないため、1秒あたりに運べるビット数という共通の物差しが要る。ただしこの数値は、ほかに誰も使っておらず機器も十分に速い、という理想の条件での上限として測られている。実際の職場では回線を大勢で分け合い、通信の手続きに使われる分もあるので、体感はこれより必ず落ちる。カタログ値と実測値が別物だという前提を最初から仕組みに織り込んで理解しておかないと、「速い回線に変えたのに遅い」という相談が原因の見当違いのまま繰り返される。

具体例

支店に「最大1Gbps」と書かれた光回線を引いても、昼休みに全員が動画を見ると実際の測定値は数百Mbpsまで落ちることがある。1Gbpsは回線1本の上限であって、1人あたりに1Gbpsが保証されているわけではなく、使う人数で分け合う形になる。

試験での引っ掛け

ビット(b)とバイト(B)の取り違えが最も多い。1バイトは8ビットなので、100Mbpsの回線で1秒間に送れるのは約12.5Mバイトであり、ファイルの大きさ(MB表記)から所要時間を求める計算では8で割る手順が要る。単位の大文字と小文字も、Mbps(メガビット毎秒)とMBps(メガバイト毎秒)で意味が変わる。もう一つ、カタログの伝送速度(理論値)と実際のスループット(実効速度)を同じものとして扱わないこと。「最大」と書かれている値は保証値ではない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では12回出題(2009年度〜2023年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • ビット(b)とバイト(B)の取り違えが最も多い。