伝送媒体(より対線・光ファイバ・カテゴリ)とは?
伝送媒体(より対線・光ファイバ・カテゴリ)とは、より対線(UTP/STP)はカテゴリで対応速度・距離が決まり、Cat5e で 1Gbps・100m、Cat6A で 10Gbps・100m が目安。光ファイバはシングルモードが長距離・高価、マルチモードが短距離・安価。媒体選定は距離・速度・ノイズ環境・コストのトレードオフとして問われる。
ITパスポートの過去問では9回出題されています(2009年度〜2018年度)。
でんそうばいたい
伝送媒体(より対線・光ファイバ・カテゴリ)の意味
より対線(UTP/STP)はカテゴリで対応速度・距離が決まり、Cat5e で 1Gbps・100m、Cat6A で 10Gbps・100m が目安。光ファイバはシングルモードが長距離・高価、マルチモードが短距離・安価。媒体選定は距離・速度・ノイズ環境・コストのトレードオフとして問われる。
伝送媒体(より対線・光ファイバ・カテゴリ)の具体例
工場のようにモータのノイズが多い環境では、電磁誘導の影響を受けない光ファイバか STP を選ぶ。建物間の接続は落雷時の電位差を避ける意味でも光が定石。フロア内の端末配線は Cat6A の UTP で十分で、コストと施工性が勝る。
伝送媒体(より対線・光ファイバ・カテゴリ)は試験でどう引っ掛けられる?
「カテゴリを上げればどこまでも伸びる」ではなく、より対線は原則 100m が上限。またコネクタやパッチパネルのカテゴリが低いと、ケーブルだけ高性能でも系全体の性能はそこで頭打ちになる。
伝送媒体(より対線・光ファイバ・カテゴリ)と関連する用語
伝送媒体(より対線・光ファイバ・カテゴリ)が出た過去問
収容局から家庭までの加入者線が光ファイバケーブルであるものはどれか。
正解:FTTH
要点:FTTHは収容局から自宅まで光ファイバを引き込む方式
FTTHは「Fiber To The Home」の略で、通信事業者の収容局から利用者宅まで光ファイバを引き込む方式を指す。金属の電話線を使う方式に比べて伝送距離による劣化が小さく、高速で安定した通信が得られる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問77(IPA)ADSLに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:光ケーブルではない一般のアナログ電話回線を使用する。
要点:ADSLはアナログ電話回線を使い、局からの距離で速度が落ちる
ADSLは、既設のアナログ電話回線(メタル線)の音声で使われない高い周波数帯を利用してデータを伝送する技術である。光ファイバは不要な代わりに、電話局からの距離が延びるほど信号が減衰して速度が落ちる。デジタル回線であるISDNでは利用できない。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問57(IPA)光ファイバを使った家庭向けの通信サービスを示す用語はどれか。
正解:FTTH
要点:FTTHは家庭まで光ファイバを引き込む通信サービス
FTTH(Fiber To The Home)は、光ファイバを家庭まで直接引き込んで提供する高速通信サービスを指す語である。電話局から家庭まで全区間が光になるため、メタル線を使うADSLに比べて距離による速度低下がほとんどない。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問82(IPA)ブロードバンド回線の特徴のうち、適切なものはどれか。
正解:動画などの大容量データの通信に適した回線である。
要点:ブロードバンドは広帯域・常時接続で大容量通信に適する
ブロードバンド回線は広い帯域を使って高速に通信できる回線の総称で、動画のような大容量データのやり取りに適し、常時接続で利用されるのが一般的である。ADSLは電話線、CATVはケーブルテレビ網、FTTHは光ファイバというように伝送路ごとに機器が異なり、ブロードバンドルータも特定の伝送路専用ではない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問62(IPA)IPv6に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:アドレス空間が128ビットの大きさをもつので、IPv4に比べて多くのアドレスを割り当てることができる。
要点:IPv6は128ビットでアドレス枯渇に対応するプロトコル
IPv6はアドレス長を128ビットに拡張したプロトコルで、32ビットのIPv4に比べて桁違いに多くのアドレスを扱える。IPv4アドレスの枯渇に対応するために策定されたもので、移行期には同一のネットワーク上で両者を併用(デュアルスタック)できる。有線・無線や伝送媒体の種類とは無関係に利用できる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問63(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。