ワークパッケージとは?
ワークパッケージとは、WBS(作業分解構成図)でプロジェクト全体の作業を階層的に分解していったときの、それ以上細分化しない最小単位の作業のこと。ワークパッケージ単位まで分解することで、担当者への割り当て、作業時間やコストの見積り、進捗の管理がしやすくなる。分解が粗すぎると管理が大雑把になって進捗の遅れに気づきにくく、逆に細かすぎると管理の手間ばかりが増えてしまうため、プロジェクトの規模や性質に応じて適切な粒度でワークパッケージを設定することが求められる。一般的には、1人の担当者が数日から2週間程度で完了できる規模に分解するのが目安とされる。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2010年度〜2022年度)。
わーくぱっけーじ
ワークパッケージの意味
WBS(作業分解構成図)でプロジェクト全体の作業を階層的に分解していったときの、それ以上細分化しない最小単位の作業のこと。ワークパッケージ単位まで分解することで、担当者への割り当て、作業時間やコストの見積り、進捗の管理がしやすくなる。分解が粗すぎると管理が大雑把になって進捗の遅れに気づきにくく、逆に細かすぎると管理の手間ばかりが増えてしまうため、プロジェクトの規模や性質に応じて適切な粒度でワークパッケージを設定することが求められる。一般的には、1人の担当者が数日から2週間程度で完了できる規模に分解するのが目安とされる。
ワークパッケージの具体例
「システムテストの実施」というWBSの項目を、「テストケース作成」「テスト環境準備」「テスト実行」「不具合修正確認」といった数日単位で完了できる作業に分解し、それぞれをワークパッケージとして担当者に割り当てる。
ワークパッケージは試験でどう引っ掛けられる?
ワークパッケージはWBSの最下層(末端)の作業単位を指し、WBS全体やその途中階層のまとまり(サマリー作業)とは区別される点に注意。
ワークパッケージと関連する用語
ワークパッケージが出た過去問
プロジェクトマネジメントにおけるWBSの要素分解に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:要素分解の最下位の詳細さは、コスト見積りとスケジュール作成を行えるレベルである。
要点:WBSの最小単位は見積りと日程作成ができる粒度
WBSは作業を階層的に分解した構造で、最下位の作業単位(ワークパッケージ)は、担当者を割り当てて工数と期間を見積もれる程度の大きさにするのが原則である。分解の深さは作業の性質や規模によって異なってよく、細かくすれば管理の手間が増える点にも注意する。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問52(IPA)プロジェクトで作成するWBSに関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:WBSではプロジェクトで実施すべき作業内容と成果物を定義するので,作業工数を見積もるときの根拠として使用できる。
要点:WBSはスコープを分解した図で工数見積りの根拠になる
WBSはプロジェクトのスコープを成果物と作業に分解して階層化したもので、最小単位の作業(ワークパッケージ)ごとに工数や期間を積み上げて見積もれるため、見積りの根拠として使えます。含めるのはスコープ内の作業だけで、詳細化の深さは作業の性質に応じて変えて構いません。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問36(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。