ワークアラウンドとは?
ワークアラウンドとは、事前に計画していなかった事象が発生したときに、その場で組み立てる暫定的な回避対応。あらかじめ用意しておくコンティンジェンシープランと違い、未知のリスクや想定外の事態に即興で対処する点が問われる。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2011年度〜2020年度)。
わーくあらうんど
ワークアラウンドの意味
事前に計画していなかった事象が発生したときに、その場で組み立てる暫定的な回避対応。あらかじめ用意しておくコンティンジェンシープランと違い、未知のリスクや想定外の事態に即興で対処する点が問われる。
ワークアラウンドの具体例
想定していなかった外部APIの仕様変更で連携が止まり、事前の対応策が無かったため、当日はCSVの手作業取り込みで業務を回した。翌週に恒久対策を実装し、その間の運用手順書も作った。事後に教訓として登録簿へ追記した。
ワークアラウンドは試験でどう引っ掛けられる?
あらかじめ用意した代替策はコンティンジェンシープランであって、ワークアラウンドではない。暫定策である以上、恒久対策と再発防止をセットで計画しないと、その場しのぎの運用が常態化してしまう。
ワークアラウンドと関連する用語
ワークアラウンドが出た過去問
ITサービスマネジメントが担う情報システムの管理作業のうち,システムの不具合の暫定的な回避策を実施し迅速な復旧を行うプロセスはどれか。
正解:インシデント管理
要点:インシデント管理は暫定策でもよいので迅速に復旧させる
インシデント管理は、サービスの中断や品質低下が起きたときに、業務への影響を最小限に抑えて一刻も早くサービスを回復させることを目的とするプロセスである。そのため恒久的な解決より、暫定的な回避策(ワークアラウンド)による復旧を優先する。根本原因を突き止めて再発を防ぐのは問題管理の役割で、両者は目的が異なる。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問35(IPA)システム障害が発生した際、インシデント管理を担当するサービスデスクの役割として、適切なものはどれか。
正解:既知の障害事象とその回避策の利用者への紹介
要点:インシデント管理は原因究明より早期復旧が目的
インシデント管理の目的は、原因の究明よりもまずサービスを早く復旧させ、業務への影響を最小限に抑えることにある。サービスデスクは利用者からの連絡を受け付け、既知の障害と回避策(ワークアラウンド)の情報を提供して、暫定的にでも業務を続けられるようにする。根本原因の追究は問題管理の役割であり、インシデント管理とは区別される。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験 問47(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。