ユニキャストとは?ゆにきゃすと
ユニキャストとは、通信相手を1台だけ指定してデータを送る、1対1の送り方。宛先の数による通信の分け方の一つで、特定のグループに属する複数の相手へ同じデータを届けるのがマルチキャスト、同じネットワーク(LAN:建物の中のネットワーク)の全員へ一斉に送るのがブロードキャストである。Webページを見る、メールを受け取るなど、普段の通信のほとんどはユニキャストで行われている。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
電話のように相手を一人決めてやり取りするのが通信の基本の形だが、同じ映像を何百人に配るような場面では、1対1の送り方を人数分くり返すと、送る側の回線がすぐにいっぱいになる。そこで、1対1(ユニキャスト)とは別に、グループ宛て(マルチキャスト)や全員宛て(ブロードキャスト)の送り方が区別して用意された。「ユニ」は「1つ」という意味である。
具体例
YouTubeやNetflixで動画を見るときは、視聴者一人ひとりに別々のデータが送られるユニキャストである。同じ動画を1万人が見れば、配信する側は1万人分を送り出している。これに対し、会社の中で同じ研修映像を多数のパソコンに同時に流すときにマルチキャストを使えば、送る側は1本流すだけで済む。
試験での引っ掛け
3つの送り方の対応を入れ替えた選択肢が出る。1対1がユニキャスト、特定のグループ宛てがマルチキャスト、ネットワーク内の全員宛てがブロードキャストである。「特定の複数の相手に同じデータを送る」はマルチキャストの説明で、ユニキャストではない。
関連用語
出た過去問
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)解説で登場
ネットワーク機器がパケットを複製して,複数の宛先に送ることを何というか。
正解:マルチキャスト
要点:マルチキャストは特定の複数宛先へ同じデータを配信
マルチキャストは、送信元が1つのパケットを送り、ネットワーク機器がそれを複製して特定のグループに属する複数の宛先へ届ける通信方式である。1対1のユニキャスト、全端末に送るブロードキャストと区別される。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。