ボットネットとC&Cサーバとは?
ボットネットとC&Cサーバとは、マルウェアに感染して外部から遠隔操作される端末をボットと呼び、その集合体がボットネットです。指令を出す拠点がC&C(指令)サーバ。DDoS攻撃や迷惑メール送信、情報の持ち出しに悪用され、感染端末の利用者は加害者にもなります。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2009年度〜2014年度)。
ぼっとねっととしーあんどしーさーば
ボットネットとC&Cサーバの意味
マルウェアに感染して外部から遠隔操作される端末をボットと呼び、その集合体がボットネットです。指令を出す拠点がC&C(指令)サーバ。DDoS攻撃や迷惑メール送信、情報の持ち出しに悪用され、感染端末の利用者は加害者にもなります。
ボットネットとC&Cサーバの具体例
家庭用ルータやネットワークカメラなど初期パスワードのままのIoT機器が大量に感染し、特定サイトへ一斉にリクエストを送る。対策として、内部から外部への不審な通信を監視・遮断する出口対策でC&Cとの連絡を断つ方法があります。
ボットネットとC&Cサーバは試験でどう引っ掛けられる?
ボット感染は目立った不調が出ないことが多く、「動作が重くなるから気づく」は誤りです。またC&Cサーバは攻撃対象ではなく指令側。ボットネットの被害者と加害者が同一端末になり得る点が問われます。
ボットネットとC&Cサーバと関連する用語
ボットネットとC&Cサーバが出た過去問
ボットの説明はどれか。
正解:多数のPCに感染して、ネットワークを通じた指示に従ってPCを不正に操作することで一斉攻撃などの動作を行うプログラムのこと
要点:ボットは外部の指令で感染機器を操り一斉攻撃に悪用される
ボットは、感染した機器を外部からの指令で操れるようにするマルウェアである。多数の感染機器が一つの指令元にまとめて操られる状態はボットネットと呼ばれ、大量のメール送信や特定サイトへの一斉攻撃などに悪用される。感染しても目立った症状が出にくく、気付きにくいのが特徴である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問73(IPA)マルウェアに関する説明a〜cとマルウェアの分類の適切な組合せはどれか。 a 感染したコンピュータが、外部からの指令によって、特定サイトへの一斉攻撃、スパムメール…
要点:ボットは遠隔指令、スパイウェアは情報窃取、バックドアは裏口
aのように攻撃者の指令を受けて一斉攻撃や迷惑メール送信を行う仕組みはボットで、感染機の集まりはボットネットと呼ばれる。bのように利用者の入力や行動の情報を密かに集めて外部へ送るものはスパイウェア、cのように後から不正に侵入するために仕掛けられる裏口はバックドアである。したがってボット・スパイウェア・バックドアの並びが正しい。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問61(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。