バックドアとは?ばっくどあ
バックドアとは、通常の認証手続きを経ずにシステムへ侵入できるよう、攻撃者がひそかに仕掛ける裏口(不正な侵入経路)のこと。一度侵入に成功したシステムに再侵入するために設置されることが多い。
最終更新:2026-10-10
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社内のシステムに一度入られた後、被害に気づいてパスワードを変えても、裏口が残っていれば攻撃者は何度でも入り直せてしまう。攻撃者にとっては、侵入のたびに認証を破る手間を省ける便利な手段で、そのために仕掛けられる。入られた側は、見つけて塞ぐまで被害が続く。
具体例
トロイの木馬(役に立つソフトを装って入り込むマルウェア)に感染した端末に攻撃者がバックドアを設置し、後日いつでも自由に出入りできるようにする事例がある。
試験での引っ掛け
開発者が不具合の調査(デバッグ)用に残した非公開の裏口も広い意味のバックドアとされ、悪意の有無にかかわらずセキュリティ上の危険になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問61(IPA)
マルウェアに関する説明a〜cとマルウェアの分類の適切な組合せはどれか。 a 感染したコンピュータが、外部からの指令によって、特定サイトへの一斉攻撃、スパムメール…
要点:ボットは遠隔指令、スパイウェアは情報窃取、バックドアは裏口
aのように攻撃者の指令を受けて一斉攻撃や迷惑メール送信を行う仕組みはボットで、感染機の集まりはボットネットと呼ばれる。bのように利用者の入力や行動の情報を密かに集めて外部へ送るものはスパイウェア、cのように後から不正に侵入するために仕掛けられる裏口はバックドアである。したがってボット・スパイウェア・バックドアの並びが正しい。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問73(IPA)
攻撃者がコンピュータに不正侵入したとき、再侵入を容易にするためにプログラムや設定の変更を行うことがある。この手口を表す用語として、最も適切なものはどれか。
正解:バックドア
要点:バックドアは再侵入のために仕込む裏口
バックドアは、正規の認証を通らずに侵入できる裏口を仕込んでおく手口です。一度侵入した攻撃者が、プログラムや設定を書き換えて次回以降も容易に入れるようにするために作ります。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 61. 情報セキュリティ > (3) 脅威と脆弱性に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。