プログラムカウンタとは?ぷろぐらむかうんた
プログラムカウンタとは、CPUが次に実行する命令の置き場所(主記憶上の番地=アドレス)を覚えておく、CPU内部の小さな記憶場所(レジスタ)。命令を1つ読み出すたびに次の命令の番地へ自動的に進み、処理の流れが別の場所へ飛ぶときは、飛び先の番地に書き換わる。
最終更新:2026-10-10
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CPUは命令を一つずつ順に実行するが、次にどこを読むかを忘れたら、手順どおりに動けない。そこで、次の命令の場所を覚えておく専用の記憶場所が要る。レシピを読むときに、いま何行目かに指を置いておくのに似ている。「条件によって別の手順へ進む」ときは、その指を飛び先へ動かせばよい。
具体例
命令を順に実行している間、プログラムカウンタは次の命令の番地を指し続ける。「条件によって別の手順へ進む」命令があると、プログラムカウンタが飛び先の番地に書き換わり、そこから処理が続く。
試験での引っ掛け
「次に実行する命令の番地」を持つのがプログラムカウンタで、読み出した命令そのものを持つ命令レジスタや、計算の結果を持つアキュムレータと取り違えやすい。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問76(IPA)
コンピュータにおける命令の実行順序に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。コンピュータにおける命令の実行順序は、(1)プログラムカウンタの…
正解:a:読込み b:解読
要点:命令実行はフェッチ(読込み)→デコード(解読)→実行の順
命令の実行は、プログラムカウンタが指すアドレスから命令を主記憶に読み込み(命令フェッチ)、次の命令の位置をプログラムカウンタに設定したうえで、読み込んだ命令の内容を解読(デコード)し、それに応じた処理を実行する、という流れで進む。したがってaが読込み、bが解読となる。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問61(IPA)
CPUにおけるプログラムカウンタの説明はどれか。
正解:次に実行する命令が入っている主記憶のアドレスを保持する。
要点:プログラムカウンタは次に実行する命令のアドレスを保持する
プログラムカウンタ(命令アドレスレジスタ)は、次に実行すべき命令が格納されている主記憶のアドレスを保持するレジスタである。命令を取り出すたびに自動的に次のアドレスへ進み、分岐命令ではその飛び先アドレスが設定されることで、プログラムの実行順序が制御される。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問90(IPA)解説で登場
CPUのクロックに関する説明のうち、適切なものはどれか。
正解:クロックは、命令実行のタイミングを調整する。
要点:クロックは命令実行のタイミングを刻む信号
クロックはCPU内部で回路の動作の歩調をそろえるための周期的な信号で、命令を実行するタイミングを刻む役割を持つ。間隔が短い(周波数が高い)ほど処理は速く進み、次に実行する命令の位置を保持するのはプログラムカウンタである。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。